「切り絵」とは、紙をナイフやハサミを使って、切り抜き張ることで絵を描く技法のひとつ。カットによって生み出される、切り口や断面を活かすことで、絵具や版画などとは異なる、独特の効果が生み出されます。
そごう美術館では、日本を代表する女性の切り絵作家7人(蒼山日菜、SouMa、筑紫ゆうな、福井利佐、切り剣Masayo、松原真紀、柳沢京子)の100点を越える作品を一堂に集めた「日本の切り絵 7人のミューズ」展が開催されます。「切り絵」の持つイメージを覆えすようなバラエティーに富んだ作品の数々から、現代日本の切り絵の繊細で華麗な世界をお楽しみください。
蒼山日菜《Olympic1》2021年
SouMa《Robin》2017年
筑紫ゆうな《無題》2021年
福井利佐《幽玄美 of能「化身」》(部分)
photo: Yoshihito Sasaguchi, make-up: UDA [mekashi project]