片瀬にある日蓮宗・常立寺でしだれ梅が開花した。薄紅と白に色づいた花のほころびが、春の訪れを告げ、参拝客の目を楽しませている。
同寺には参道の脇から境内にかけて色の違う5本ほどの梅の木が植えられており、2月中旬ごろに白梅、遅れて紅梅が咲き始める。今週始めの強風で散ってしまった花もあるが、これから咲き始まる青軸が3月中旬まで見頃という。
墓参りで訪れた40代と70代の女性2人(鵠沼海岸在住)は「毎年来ていて、きれいな花を見れて良かった」話し、同寺職員は「きれいに咲いた梅を多くの人に見にきてほしい」と話した。