<横須賀市久里浜商店街>アプリでDXを先取り!ポイント管理や情報発信+イオン共通カード

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<横須賀市久里浜商店街>アプリでDXを先取り!ポイント管理や情報発信+イオン共通カード
アプリの二次元コードを見せるだけでポイント付与

 久里浜商店会協同組合(森下守久理事長)は3月から、独自のポイント制度「久里浜ドリームポイント」と連携したアプリを導入している。ポイントの付与・利用機能だけでなく、セールの案内や地域情報を発信し、利便性を高めることで消費を喚起。これに加えて、散策を促す機能で利用者の健康増進にも役立ててもらう。

 久里浜商店会協同組合は2016年、それまで使用していたポイントシステム「ドリームカード」を廃止して、横須賀市とイオンの協定から生まれた「横須賀開国WAONカード」を導入。以降はイオンの「WAON」と商店街のそれぞれのポイントが共通カード1枚で管理できるシステムを運用してきた。

 近年ではコロナ禍を受けて、現金を使わないキャッシュレス決済が急速に浸透。また、商店街が抱える若い年齢層の集客とカード加盟店拡大という2つの課題解決をめざして、従来のカードを継続させながら、さらなる利便性向上を図るためアプリ化を決めた。市商業振興課によると、こうした取り組みは市内商店街で初めてだという。

地元団体に寄付も

 アプリの機能は、大きく分けて3つ。ポイント制度はこれまでどおり加盟店での買い物200円ごとに2ポイントを付与し、1ポイント1円として利用できる。所有ポイント数がリアルタイムで確認できることに加えて、久里浜地区社会福祉協議会や久里浜の文化を考える会など、地元団体に寄付する地域還元の選択肢を増やした。

 さらにスピーディーな情報発信が可能となったことで、商店街のイベント案内や店舗の売り出し、限定クーポンなどを登録会員に一斉配信。集客・消費を促す。そのほかにも、実際の地図上に示された地点を訪れ、ポイントが抽選で当たる「お宝のカギ」を見つけ出す「まちなかクエスト」では、 利用者の健康増進に寄与するという。

 「登録無料で今まで以上に便利になった。日常的に使ってもらうためにもコンテンツのアップデートや加盟店を拡大させて利用促進を図りたい」と橋本篤一郎副理事長は話している。

 詳細は同協同組合ドリーム会046・834・5488(月・水・金曜の午前10時から午後4時)

住所

神奈川県横須賀市久里浜商店街

問い合わせ

久里浜商店街協同組合

電話

046-834-5488

046-834-5488

月・水・金の午前10時から午後4時

公開日:2023-03-14

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