三浦按針の菩提寺である浄土寺(西逸見町)で4月3日(月)、同寺が所蔵する市の指定重要文化財「銅造観音菩薩立像」が一般公開される。
この仏像は善光寺式の鋳銅製鍍金像で、造立年代は鎌倉時代後期ごろ。三浦按針に由来する「念持仏」と推察されている。同日10時から浄土寺本堂で行われる按針忌法要の後、午後3時まで見ることができる。予約不要で入場無料、法要にも参加できる。
「安針墓」のある塚山公園では、さくら祭を開催中で、同公園中央広場では4月1日(土)に昔遊び体験(午前11時から午後2時)、2日(日)に祭囃子競演が行われる(午前11時30分から)。按針の功績を顕彰する三浦按針祭観桜会は4月8日(土)に予定されている。