城下町、宿場町として栄えた小田原。その伝統を今に受け継ぐ「老舗」も小田原の魅力です。今回は、「東海道小田原宿編」としてご紹介。ここでは、コーヒー豆製造・販売・コーヒースタンドの老舗「スズアコーヒー店」をレポートします。※掲載情報は2025年3月現在のものです。最新の情報は各店舗にてご確認ください。
受け継ぐ「自家焙煎」の技 ひと口目から伝わるコーヒーへの想い
創業は1956年、初代・鈴木麻吉が箱根のホテルに自家焙煎のコーヒー豆の卸売りを始めました。祖父、父から技と想いを受け継ぎ焙煎を務めるのは鈴木雄介さん。
数十種類ある生豆の風味と、煎り具合(浅煎り~深煎り)の組み合わせにより、さまざまな美味しさのオリジナルコーヒー豆を作り出しています。淹れたてをカップから口に含めば、「スズア」の想いが広がっていきます。
- 焙煎担当の鈴木雄介さん。難関の「J.C.Q.A.生豆鑑定マスター」の資格を持つ
- 世界各国から仕入れる生豆
- 焙煎機のプレートの文字「THERMALO」は、富士珈琲機械製作所の創業者・寺本豊彦氏の名に由来するという
おみやげピックアップ
「箱根小田原物語 珈琲編」(ドリップバッグコーヒー) 1,000円
箱根、小田原ゆかりの作家・北原白秋が、日本初のカフェで飲んでいた珈琲を現代風にアレンジ。5袋入り
コーヒー豆 各種 100g〜 相場、商品により異なります
店舗では約30種類(時期により異なる)のコーヒー豆が購入できます。豆の個性がダイレクトに味わえる「ストレート」、香り、コク、苦味のハーモニーが楽しめる「ブレンド」。お好みの味を伝えれば、オススメの豆の提案もしてくれます。
Inspiration Informationシリーズ(200g x 2個) 5,800円~
「コーヒーがインスピレーションの源」というコンセプトのギフト商品。中深煎り・深煎りの「bitter」、浅煎り・中煎りの「fruity」があります。
※価格は2025年3月現在