横浜を題材にした浮世絵
JR川崎駅北口近くにある「川崎浮世絵ギャラリー〜斎藤文夫コレクション〜」で「横浜浮世絵展」の前期展が開催中。4月23日(日)まで。
横浜浮世絵とは1859年に開港して以来、国際的な貿易港として急激な発展を遂げた横浜を題材にした浮世絵のこと。
江戸の浮世絵師たちは黒船、急激に変化する街並み、外国人の姿、生活風俗など、それまで見たことのない物事を競って浮世絵にして出版し、大衆の関心に応えようとしたという。

二代歌川広重『ふらんす』
同ギャラリー担当者は「異国情緒あふれる横浜の街のなりたちや、初めて外国人や外国文化に触れた日本人の驚きや憧れを、多彩で豊富な作品群を通してお楽しみいただけます」と来館を呼び掛ける。
後期展は4月29日(祝・土)から5月28日(日)。