相模原青年会議所（ＪＣ）は若葉まつり会場内ＪＣブースで「ディンプルアート」の子ども向け体験イベント「美しい新緑と友情芽吹く若葉まつり〜虹色のアートで子ども達の夢を描こう〜」を開催する。

　「ディンプルアート」は、車のフロントガラスの廃材を利用した「超透明絵の具」を使うことでＳＤＧｓ貢献にもつながるという新しいアート。透明のガラスやプラバンなどに絵を描くとステンドグラスのような仕上がりになる。

　今回のイベントでは、大きな下絵を分割した各ピースに塗り絵をする。これを組み合わせると、児童養護施設の子どもたちや、全国３連覇を果たした相模原弥栄高校美術部の生徒が描いた、相模原にちなんだ絵が完成する。全部で11個の大型作品を作り、後日市内で展示する予定。参加者は土産として小さなキーホルダーにも塗り絵をして持ち帰ることができる。

　主催する相模原ＪＣ青少年育成委員会は「子どもたちに、自分の手によって大きなひとつの作品ができ、みんなに見てもらえるという体験を通して、自信を持ってもらえたら」という思いでこのイベントを企画。同時に「『ディンプルアート』を通してＳＤＧｓを身近に感じてほしい」と期待を込める。

ＪＣブースは市役所と市役所第２駐車場の間のエリア。５月13日（土）は午後２時から４時30分まで。14日（日）は午前10時45分から午後３時まで体験することができ、午後３時からは完成した作品のお披露目会が開かれる。

　参加費は無料。同委員会の村上翔一委員長は「ふらっと遊びに来てくれたら。使う絵の具が取れにくいので、汚れてもいい服装で来てくださいね」と呼びかけている。

｢ぜひ遊びに来てください」と村上委員長