神木山等覚院は「つつじ寺」、また地元からは「神木のお不動さん」として親しまれている。同寺には多種多様なツツジ約2000株が植えられており、見頃のゴールデンウィークは例年観光客で賑わう。昨年は25年ぶりに閉門。今年は例年より早い4月中旬に見頃を迎え、感染症対策を徹底しながら解放され、参拝客の目を楽しませた。
魚介類供養祭
初山の初香山本遠寺で5月7日、川崎市中央卸売市場北部市場水産物部の魚介類供養の会(伊藤則行会長)による、「魚介類供養祭」が執り行われた。
魚介類の命を生業にしている市場水産関係者が、1990年に同寺に供養塔を建立して以来、魚介類への感謝の念と水産業界の発展と市民の健康増進を祈って毎年開いているもの。例年、焼香、卒塔婆への入魂の後、平瀬川でドジョウやウナギを放流する放生会が行われる。35回目となる今年は、感染症対策として役員5人のみで行われた。