山北町岸の旧大山豆腐山北工場裏で、オーストラリア産の「ジャカランダ」が青紫色の花を咲かせ、地元住民らが観賞に訪れている。
2000年に苗を植えた石田貢さん(87)が維持管理を行っているほか、場所が河原であるため、アユ釣りに訪れる地元住民も木の周辺の草刈りなども自主的に手伝っているという。
小田原市から訪れた男性は「見頃の時期に初めて来ましたが、良いですね。SNSにあげる写真も撮りました」とカメラ片手に顔を綻ばせた。
石田さんは「多くの方に見ていただくのが毎年の楽しみ。皆さんぜひ見に来てください」と話した。今年は例年より1週間ほど早い開花だといい、6月いっぱいまで楽しめる見込みだ。