【三浦海岸海水浴場】おかえり海の家!2023年7月8日海開きに向けて建設進む

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【三浦海岸海水浴場】おかえり海の家!2023年7月8日海開きに向けて建設進む
建設されている2軒の海の家=6月16日撮影

 三浦市は、今夏の市内海水浴場について、三浦海岸・和田・荒井浜3カ所で開設すると発表した。三浦海岸は2年ぶりで、昨夏に設置を断念した海の家2軒の建設が進行中だ。

 地元の家族連れや観光客などに親しまれ、2019年の海水浴シーズンには約35万人が訪れた三浦海岸海水浴場。ただ、コロナ禍で20年は県内の海水浴場すべてが開設中止となり、21年は開設されたものの、感染急拡大に伴い、県内で緊急事態宣言が発令されたことを受け、海の家も途中で休場せざるを得なかった。同様に休場を迫られることを恐れた海の家の事業者は昨夏、設置を見送ったことにより、海水浴場が開設されないという異例の事態となった。

 今夏はコロナの5類移行もあり、県内25カ所の海水浴場のうち、三浦海岸を含む22カ所で開設が予定されている。市内の海水浴場は5カ所あり、三浦海岸は7月8日(土)〜8月31日(木)、和田は逗子と同じく県内で最も早い6月30日(金)〜9月3日(日)、荒井浜は7月14日(金)〜8月31日(土)に開設する予定。大浦、横堀ほか、猿島(横須賀市)は4年連続で開設されない。

「普通の夏がきた」

 現在、建設が進む海の家は、2年前と同じ「丸長荘」と「林屋」。丸長荘のオーナー兼同海水浴場組合の組合長を務める吉田勝さんは「ようやく普通の夏がきた。たくさんの人々がビーチに戻ってきてくれることを期待したい」と笑みを見せた。業者には依頼せず、現在、吉田さん一家が協力しながら海の家づくりに取り組んでいる。

海水浴場組合や行政など関係機関でつくる「三浦地区海水浴場対策協議会」は今後、県のガイドラインを参考に安全対策などを盛り込んだ運営ルールを策定する。

神奈川県内海水浴場情報はこちら

住所

神奈川県三浦市三浦海岸

公開日:2023-06-25

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