土と触れ合う豊かな暮らし…。大人気の家庭菜園や体験農園ですが、「最初は上手くいったのに次の年は思うように収穫できない」「肥料は?害虫・病気対策は?」「何をやったら良いのかわかならない」「そのうち雑草が繁茂」「上手くいかなくて段々と足が遠のく」とお悩みの方も多いのでは。
- 藤沢市用田にある「エコシル農園・藤沢」は、大人のための農業塾「エコシル」付属の農園。農業専門家の農家とエコシル会員(以下会員)が一緒に作物を育てる新しいスタイルの農園です。代表の大谷司郎さんにお話を聞きました。
「学び」と「実践」で野菜作り
忙しい現代社会だからこそ、雄大で伸びやかな自然を感じる暮らしが人気を集めています。
爽やかな風を感じながら、土に触れ緑を育てる。収穫したみずみずしい野菜たちは、何よりのごちそうです。大人のための農業塾「エコシル」付属の農園「エコシル農園・藤沢」では、野菜の育つ仕組みや土づくりに欠かせない微生物のことなど、科学的な知識を学びながら、農薬や化学肥料に頼らない有機栽培の野菜作りを行っています。
貸すだけではない、農家と一緒に育てる「農園利用方式」
貸し農園では、「場所を貸すので後はどうぞ」という自由な方式が多いですが、「上手く育たない」「病気や害虫をどうしたらよいか分からない」と失敗してしまう人も多いそうです。
- エコシル農園・藤沢は、会員が農園管理者と一緒になって、野菜作りを進める農園利用型の体験農園です。
科学的な知識を教えてくれるのはもちろん、農機具なども利用できます。なぜこのスタイルを採用しているのかは、大谷さん自身の経験から。
「会社員をしながら野菜作りを始めたけれど、最初は上手く育つのですが、その後なかなか続かなかったのです。でも、どうしていいか分からない。肥料や害虫・病気対策の知識などありません。自由な農園は気楽ですが、失敗もしてしまう。失敗した理由がわからないので対策も打てない。せっかく野菜を育てるなら、楽しく学べて、スキルアップを実感できる農園を作りたかったんです」
エコシル農園・藤沢では、農業高校の元教諭を中心とした農園管理スタッフが指導にあたり、季節にあわせた野菜を栽培しています。会員は農園側が作ったいつ、何を植え付け、育てるのか、その作付計画を一緒に進めてもらいます。
会員に割り当てられる約20㎡の会員専用の畑で自分で作った作物は、全てお持ち帰りできます。さらに、共用区画で農園管理者が会員の協力を得て育てる野菜の収穫体験ができます。共用区画では、会員区画では栽培しないサツマイモ、カボチャ、サトイモ、ラッカセイなどを育てます。
揃えるのが大変な農機具や種・苗、有機栽培用肥料なども用意され、自由に使うことができるのも嬉しいポイントです。休憩所やトイレ、駐車場も完備です。
まずは体験!気軽なイベント開催中
農園の魅力を知ってもらおうと、エコシル農園・藤沢では収穫を体験しながら野菜作りの知識を学ぶ「体験会」を定期的に開催しています。「農園の魅力は、体験してもらうのが一番です。野菜の収穫をしながら農業について知っていただく機会として、誰でもお気軽にご参加ください」と大谷さん。
- 正式な会員になると、限定オンラインセミナーや現地講習会などもあり、山菜採り・筍堀り・味噌作り・収穫祭などのイベントも充実しています。
詳しくはお問合せを
会員募集や収穫体験&勉強会への参加、エコシル農園についてのお問い合わせは、ホームページで受け付けています。
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【会員募集について】
- 年間スケジュール:3月~翌年2月までの1年間お申込み:いつでもお申込みいただけます
※スケジュール途中からの参加も可- 会員サービス利用料:入会金11,000円・月額利用料11,000円
※会員区画利用料、セミナー・講習代、野菜代、種苗代、肥料代、資材代、農機具使用料、消費税込み- 収穫体験を中心としたお手軽なコースもご用意しています。お気軽にご相談ください。