市内の取扱店で利用できる「みうらおもてなしクーポン」が、８月10日（木）午前10時から販売開始となる。（一社）三浦市観光協会の事業で、エネルギーや食料品など物価高騰の打撃を受ける人への支援と地域経済の活性化が狙い。プレミアム率20％、１口５千円（６千円分）。１人10口まで購入可能で、最大で１万円分得して食事や買い物が楽しめる。

　居住地を問わず誰でも購入できる「デジタルクーポン」。昨年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などで低迷する市内の消費喚起や非接触型決済の普及を目的として９月上旬に販売され、飲食店や食品販売店、宿泊施設といった約２００カ所の登録店舗で利用できた。

　昨年度と比較すると、プレミアム率30％から20％に、販売総口数は６万２千口（発行総額４億３００万円）から５万３千口（同３億１８００万円）に減ったものの、購入上限は６口から10口に拡大された（販売予定数に到達次第終了）。飲食や日用品などの商品やサービスを利用でき（一部対象外あり）、１円単位で支払い可能なので便利だ。利用期間は来年２月９日（金）まで。

　紙ではなく、非接触型の電子決済であるため、購入から利用、残額確認まで、利用するにはスマートフォンやタブレット端末などが必要。利用方法は、ユーザー登録、クーポン購入、クーポンでの支払い、ＱＲコードの読み取り、支払いの確認、利用履歴の確認が大まかな流れ。決済方法はクレジットカードまたはコンビニ決済となる。

同観光協会では現在、ユーザー登録などに向けた準備を進めており、７月下旬には取扱店情報など詳細内容をまとめた専用サイト「みうらのおもてなし２０２３」【URL】https://www.miura-omotenashi.com/と三浦市ホームページでの情報公開を予定している。

　問い合わせは（一社）三浦市観光協会【電話】０４６・８８８・５９５０