本村八王子神社の境内社「八坂神社」の神輿がこのほど、37年ぶりとなる修復を終え、地域へのお披露目を兼ねた「記念渡御」が6月3日と4日の2日間、行われました。
八坂神社の神輿は、134年前に二宮町で制作されたもの。漆のひび割れや金属部分にサビが出るなど傷みが目立ってきたため、37年ぶりに修復することになり、2022年夏から千葉県の神輿専門の工房で作業が進められてきました。
初日の3日には、式典が行われ神社総代の岸保二さんが「鳳凰なども美しく修復したので、ぜひ見てほしい。今日は怪我無く笑顔で追われるようにしよう」とあいさつ。河野太郎デジタル大臣も駆けつけ「おめでとうございます。皆さんが待ち望んだ浜降祭に向けてしっかり準備してください」と祝福しました。
この日の午前中は台風2号の影響で激しい雨が打ちつけたが、担ぎ手たちは「どっこい、どっこい」という威勢の良い掛け声を響かせながら地域を練り歩いていた。