三ツ境駅から徒歩数分の場所にあるブルーヘンビルの1階と2階。そして、厚木街道沿いのITO三ツ境ビル1階に、異国の空気を感じる温かみのある雰囲気の放課後スクール、そして英会話教室があります。
入口から中に入ると、スタッフの人に「Hi!How are you?」と英語で挨拶をされました。
この姉妹校同士である両スクール内で使われている言語は日本語ではなく、英語なんです。それも先生と生徒たち、サポートスタッフの方たちが朗らかな顔で英語を通して様々な学びを深めながら楽しんで過ごしていました。
ここは子ども向けに英語教育を行うスパイク&アイインターナショナルの教室。まるで日本にいながら留学しているような気分が味わえるこの場所には、本格的な英語力が身に着けられ、そして世界に羽ばたくための素地を作る秘訣があります。
コンテンツ
◆そもそものスクール設立のキッカケは?
◆聞く、話す、読む、そして書く
◆日本人スタッフが保護者をサポート
◆サマーキャンプ、クリスマスetc、楽しいイベントが目白押し!
そもそものスクール設立のキッカケは?
この教室は元カナダの小学校教師である学長のアロン・ドブレスキュさんと、日本で音楽教育に携わっていた代表の宮台真希さんが、子どもたちひとりひとりにとって良い環境で学べる場所を作りたいという想いで創立されたスクールです。それぞれ日本とカナダで児童教育に携わっていた2人ですが、2004年に来日したアロンさんは日本の英語教育を知る中で、「質の良いレッスンを通して、子どもたち一人一人の可能性を拡げ、伸ばすお手伝いをしたい」という強い想いを抱いており、同じ考えを持っていた宮台さんと意気投合し、2006年に教室を開校。現在は横浜市内の他、神奈川県を中心に教育機関にて約1400名以上の(幼児~大人まで)の生徒さんたちの指導をするスクールとして活動中です。
また、私立幼稚園や保育園などの教育機関内で、園児を対象にした正課指導や、2歳から小学6年生を対象にした課外指導、そして小学生から高校生を対象にしたアフタースクールで幼少期の子どもたちに教育を行っています。
出来なかったことが出来るようになった子どもを見ることが一番の喜びだと2人は語り、同時に「子どもは生まれながらにして、敏感に言葉の音を感じとる素晴らしい能力があります。ですが、教科書を読んで文字を書くだけでは役に立つ英語は身につかないんです」と話します。
- では、英語が身につくための教育とは一体どのようなものなのか。それは、「聞く、話す、読む、そして書く教育」、そして「人と関わりながら自分の言葉で発信する意欲や喜びを感じ取らせる教育」だと2人は話しました。
聞く、話す、読む、そして書く
「英語は約2000~2500時間耳からのインプットを効率よく行ってからが始まりです。さらに、日常英会話の中でも高頻出の160語から習得することでやっと基本的な会話の発話ができるような段階に達していきます」と宮台さん。
大人でも苦手意識を持つ英語を効率的に覚えるにはどうしたら良いのでしょうか。それは英語を勉強するのではなく、英語を「体験していくこと」だと言います。(英語を和訳して覚えていくのではなく、英語を様々なシチュエーションの中でイメージし、理解していくプロセス)
スパイク&アイの先生たちは、宮台さんとアロンさんが開発した独自のメソッドや厳選した教材「GrapeSeed」を使用し、身体に染みつくような教育を行っていきます。子どもたちの反応を見ながら、型にとらわれない学びを提供するため、子どもは「面白い!」「楽しい!」「もっと知りたい!」という思いを抱きます。
遊び・人との良い関わり・学びが結びついた英語教育によって、子どもたちが先生が話す言葉を「聞いて」自らの思いで「話し」、楽しく本を「読み」、そして正しく「書く」手順を踏んでいくことによって、効果的な英語教育が行えるのだそうです。
日本人スタッフが保護者をサポート
子どもに確かな語学力を与えることができる英会話教室ですが、子どもの英語の習熟度について不安に思う保護者もいると思います。スパイク&アイでは、そんな保護者の目線に合わせた手厚いサポートシステムも提供しています。
それは、サポートスタッフと呼ばれる子どもたちと保護者を支える存在です。スタッフたちは海外経験が豊富なバイリンガルや日本で子育て経験が豊かな先輩ママたちから構成されている、縁の下の力持ちです。授業中の子どもたちの学びや行動を確認し、お家でどう支えてあげればよいかを保護者にアドバイス。生徒を保護者の方たちと一緒になって英語教育をサポートしていきます。
中学生と小学生の2人の子どもの母でもある宮台さんは、現代の子どもたちを取り巻く環境や子育ての忙しさについて話しています。「“子どもに幸せになってほしい”という願いは全ての親が思っているもの。子育てで分からないことや不安な事があるときは、とにかく子どもを、そして親である自分を信頼してあげることが大事。親子で楽しみながら子育てができるお手伝いをしていきたい」と言います。
子どもたちの中でたくさんの成功体験を良い経験として昇華することで、習熟度も段違いに上がるのだそうです。こういったサポートがあった上で、子どもは自らの言葉で英語を話しはじめるようになるのだとか。
- 「私たちも保護者の方々と同じ気持ちで、子どもたちの未来を想像しながら毎日取り組んでいます」と笑顔を見せました。
サマーキャンプ、クリスマスetc、楽しいイベントが目白押し!
スパイク&アイではサマーキャンプ、ハロウィン、クリスマス発表会、スピーチコンテストなど様々な経験を通して自信を付けることができるプログラムを実施しています。
さらに、高学年からはカナダへのホームステイも実施しており、子どもたちのホームステイ先は学長のアロンさんの友人や知人で、教育関係に携わる地元の人の温かな手による特別なプログラムを行っています。毎年、カナダの高校の校長、大学関係者が地元の休み中の学校を開放してくれるため、そこでスパイク生が学習をすることができます。
このような特別なイベントを開催しているので、子どもたちの『驚き!』『喜び!』が溢れて感性が豊かになり、『うれしい』という気持ちから自然と英語が飛び出すようになります。さらに「もっと話せるようになりたい!」と、自ら行動ができるような姿を見ることができているそうです。
スパイク&アイからのメッセージ
スパイク&アイの入口の扉には「Acting Today Shaping Tomorrow. Learning to Create Your Future(今日の努力は明日の君を変える未来を創造する学びがここにある)」という言葉があります。宮台さんとアロンさんは「英語はあくまでもツール。子どもたちには日本人のアイデンティティを持ち、自国の魅力を英語で世界に発信できるようなグローバル人になってほしい」と子どもたちにメッセージを贈っています。スパイク&アイの卒業生の中には、グローバルなビジネスや福祉を通して世界で活躍している人がいます。そんな卒業生の姿を見て、沢山パワーをもらえていることがスパイク&アイスタッフ全員の喜びなのです。