若者の防災知識を高める研修会
旭区が今年度の区運営方針の一つとして掲げた、防災研修会の対象者を中学生までに広がる取り組み。7月5日には今年度1回目の研修会が行われたが、平日ということもあり学生の参加はなく、次回の7月29日(土)の開催に向け参加者を募っている。
区が大災害に備え発行する「旭区ご近助マニュアル」を基に発災時の初動対応などを伝えるため、昨年から自治会町内会の防災担当者を中心に行われてきた研修会。今年はさらに自助の備えに関する内容も盛り込み行われている。
こうした自助や近所同士の共助が注目される中、区は旭区の高齢人口の多さを示唆し、若者の防災知識を高めるために、今年から中学生以上に対象を拡充。研修会では小中学校での講座経験も多いNPO法人かながわ311ネットワークが講師を務め、座学の他、仮想の地域の防災について話し合うグループワークも実施する。区担当者は「若者が支援物資を運ぶだけでも、地域のためになる。なにが自分にできるかを知ってもらえるよう、区としても研修会を告知していきたい」と話す。
問合せ、参加申込みは総務課危機管理・地域防災担当【電話】045・954・6007まで。