就労継続支援B型事業所の職員と利用者が仕事する交流施設
松が谷商店街(八王子市松が谷)にある『コミュニティプレイスまつまる』は就労継続支援B型事業所の職員と障がい者である利用者が仕事をしている共生型交流施設として2022年7月に誕生しました。
施設内には
- カフェ(カフェアエル)
- 卓球場(松が谷卓球場)
- 地域交流室(健康麻雀)
- キッチンスタジオ(TAMA KITCHEN CAFE)
- ショップ(毎日屋)
- 学習スペース(学び舎―そろばん・英語教室―)
- トレーニングスタジオ(エスト)
- ギャラリー(Hobby&Gallery)
- 食堂+居酒屋(まつがや食堂)
などが入っています。
気軽にできる卓球場が人気
そして2023年6月には、地域交流室に新たに2つ目の就労継続支援B型事業所「共生サロンまつまる」がオープンしました。自立と共生を目指す事業所として、障がい者手帳を持つ方とともに「健康卓球教室」や「まつがや食堂」の運営などを行っていきます。
特に注目を集めているのが「まつまる健康卓球教室☆びぎなーず」です。2016リオデジャネイロパラリンピック卓球競技(車椅子)日本代表の吉田信一さんがコーチを務め、丁寧に指導してくれます。練習を重ねた利用者と職員がいて、初心者でも楽しめる卓球教室です。練習を重ねた利用者と職員がおり、初心者でも楽しめる卓球教室です。
吉田さんは「卓球は体と頭を動かして健康維持と認知症予防につながります。大きく動いたりすることが無いので、子どもも年配の方も、車椅子の方も楽しめますよ」と話しています。
利用者募集中
ラケットやボールなどの用具は不要です。障がい者でも楽しめるよう公認パラスポーツ指導員が障がいに応じたレッスンを行います。
公認パラスポーツ上級指導員の小川真由美さんが、東京都多摩障害者スポーツセンターに勤務していた際に出会ったのでが車椅子卓球でした。2014年に障害者の卓球チームを結成し、リオパラリンピックでは吉田選手の個人トレーナーとして活躍を支えました。同じチームにはパラリンピック出場が期待される選手も所属しています。チーム一丸となりそれぞれの目標をめざして、切磋琢磨し卓球に汗を流し楽しんでいます。
「まつまる」運営事業者の一般社団法人コミュニティネットワーク協会理事長の渥美京子さんは「温泉にある卓球場のような場所です。ぜひお気軽にご参加ください。就労継続支援B型事業所としての利用者の方も募集しているので、お気軽にお問い合わせを」と話しています。