「神社deこども食堂」支援のお願い
本村八王子神社境内の神楽殿では2023年8月から、「神社deこども食堂」が開催されています。
主催団体の「ヒーリングマルシェ湘南」では、継続的な運営を行うために募金を行っています。代表の本間摩弥さんは「神社の関係者をはじめ地元の個人や企業の皆様のご理解とご協力のもと、お子様の健やかな成長と子育てのしやすい環境作りの手助けにほんの少しでも関わることができたらと活動しています。皆様の暖かいご支援、ご協力をお待ちしています」と話しています。
『神社deこども食堂』専用口座は下記の通り（振込み後、本間さんへ連絡を）
銀行名：湘南信用金庫
支店： 茅ケ崎営業部
口座番号：（普通）4388195
名義：神社deこども食堂
連絡先：healingmarche888@gmail.com
茅ヶ崎市の本村八王子神社境内の神楽殿で８月25日、子ども食堂がスタート！神社境内での子ども食堂なんて、何だか昔ながらのコミュニティって感じで、わくわくしますよね。早速、潜入してきました！
子ども食堂を運営しているのは、地元出身で２年前から月１回、「ヒーリングマルシェ」を開催してきた本間摩弥さんです。「子どもと保護者にとって安心できる居場所を作り、神社にかつてのにぎわいを取り戻したい」と企画しました。
準備を進める本間さん（左）とスタッフ
子ども連れが続々！50食以上を提供
初開催となった８月25日は、夏休みの最終週。猛烈な暑さや、夏休み期間中のご飯づくりにママたちも疲れが溜まっている時期ということもあり、スタートの正午から続々と子連れが訪れ、会場は大賑わいに！
事前予約だけでなく、飛び込み参加もOKとのことで、たくさんの人が訪れました。
その賑わいぶりに、受付やメニュー取りなど、地域のボランティアさんは大忙し。火を使うので、ひときわ暑い厨房では、スタッフさんが奮闘していました。炊飯器のごはんがあっという間になくなるぐらいの人気ぶりだったそう。
それぞれの席に、手づくりのおにぎりと、具沢山のおみそ汁、副菜などが提供されると、子どもたちはうれしそうに頬ばっていました。
午後３時過ぎには、すでに予定していた50食を提供。さらに、夕方にも続々と家族連れが。
赤羽根から訪れたママは「みそ汁もおかずも野菜がたっぷりでおいしい。特にタルタルソースが絶品でした」、神社近くにすむ親子は「チラシとのぼりを見て立ち寄った。近所で子ども食堂が開催されるのは、とってもうれしい」と話していました。
会場には、子ども向けの絵本やマンガが置かれていて、子どもたちが夢中で読む姿も。また、地域から寄せられたお皿や子ども服なども格安で販売されていて、子ども食堂の運営費に充てられるそうです。
２年前からマルシェ
本間さんは自身が心身に不調を起こしたことをきっかけに、セラピストや整体師の資格を取得。2019年から、知人とともに鎌倉駅前のカフェでヒーリングマルシェをスタートさせました。
「ブラっと訪れて、その場でカウンセリングやマッサージなどを受けられる」と人気となり、21年の春からは、茅ヶ崎の本村八王子神社境内の八王子会館を会場に、月１回開催してきたそうです。
「マルシェを続けるうちに、訪れた方から自分の作品や農作物を置いてほしい、というリクエストが増えていったんです。だったら、この場所を地域の拠点にできないかと考えるようになって」と本間さん。
本間さん（右）
実は、家族が同神社の運営を担っていたことから、幼い頃には現在の社務所に寝泊まりし、境内にあった幼稚園に通うなど、浅からぬ縁も。「遊具などもあって、学校帰りに自然と子どもたちが集まるような場所だったんですよ」と当時を振り返り、「活動を通じて神社にかつてのにぎわいも取り戻せたら」と話します。
本間さんは「今後は勉強を教え合う『寺子屋』のような場所にしたり、保護者の子育てに関する悩みを聞きアドバイスなどもできたら」と話しています。
次回開催は9月29日(金) 午後5時～7時まで
９月以降は毎月最終金曜日で、次回開催は9月29日(金)の午前10時から午後３時30分までマルシェ、午後5時から7時まで子ども食堂。中学生まで100円、高校生以上300円で提供（予約優先）。テイクアウトを希望の方は、容器の持参を。
予約、問い合わせは本間さん【携帯電話】０８０・５４３３・０３２１へ。
