入江出身里見選手 「圧倒的な強さ見せる」 格闘技大会「ReBOOT」に出場

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入江出身里見選手 「圧倒的な強さ見せる」 格闘技大会「ReBOOT」に出場
チャンピオンベルトを肩にかける里見選手

 格闘技イベントで打撃の「K-1」と寝技の「QUINTET」がコラボレーションした大会「ReBOOT」が9月10日(日)、横浜アリーナで初開催される。第8代Krushライト級王者で初声町入江出身の里見柚己選手(25歳・team NOVA所属)もK-1ライト級ワンマッチ(3分3R・延長1R)に出場。大舞台を前に里見選手は「格闘技に馴染みのない方でも分かりやすいように圧倒的な強さで相手を倒したい。そして地元・三浦をたくさんの人が知るきっかけになれば」と意気込んでいる。

 格闘技が好きだった父親の影響で、初声小学校5年の時からキックボクシングを習い始めた里見選手。持ち前の運動神経と負けん気で才能を開花させ、初声中学校時代にはアマチュア大会最優秀賞など好成績を収めた。

 大楠高校1年でプロへ転向。サウスポースタイルから放つ強烈なストレートを武器にする超攻撃的なファイターとして徐々にその名を轟かせ、今年6月に後楽園ホールで行われたタイトルマッチでKrushの王座を獲得した。試合後、マイクを握った里見選手は前日に子どもが生まれたことを明かし、「カッコいいパパになれるようにこれからも頑張るんで応援よろしくお願いします」と喜びを爆発させた。

 ババババン――。8月31日午後、サンドバッグを激しく叩く音がジムに響いた。幼馴染みで共ににリングで闘う選手と、2021年11月から「LARFキックボクシング フィットネス」(横浜市保土ヶ谷区)を設立。ここで子どもや主婦、シニアなど100人以上を指導しながら、自身も週6日、過酷な練習に励んでいる。「格闘技は人に夢と希望を与える素晴らしいスポーツ」と競技の魅力を語り、「必ず勝って、小さい時から憧れてきたスター選手に近づきたい」と自信に満ちた表情を浮かべた。

 対戦相手は同じライト級で3連勝中の伊藤健人選手(30歳・K-1ジム蒲田チームアスラ所属)。大会の詳細はWebサイト【URL】https://rebootkq.com/jaで確認を。

住所

神奈川県三浦市

公開日:2023-09-14

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