「相続を『争続』にしないために、大切な人へ想いを届けるために、遺言を準備いたしましょう。相模原・町田の遺言・相続手続きの相談をお受けしております」と話すのは、相模原市中央区南橋本の『さかにし貴子行政書士事務所』代表の阪西貴子さんです。
同事務所は相模原・町田を中心に遺言・相続手続き・墓じまい相談を専門に行っているほか、公益社団法人コスモス成年後見サポートセンターに所属しており、成年後見についてのご相談も受け付けています。
相続手続きをスムーズに
近年は相続に関する法制度の改正も多く、一般の人では熟知するのも難しく、時間が経過すればするほど複雑化してしまう傾向があります。
「相続手続きは一生のうちに何度も起きるものではありませんよね。相談者の多くは初めて相続される方で『何から始めればいいのかわからない』というが声がほとんどです」。
同事務所で大切にしていることは、相談者との『対話』『コミュニケーション』といいます。「相談者様の意向や考え、相続に関する知識に応じて親身に耳を傾け、丁寧にわかりやすい説明を心がけています」と阪西さん。
相続を『争続』にしないために
「相続とは親達等が残してくれた土地や建物、資産をどのように引き継いでいくか、ということです。親達等が遺してくれた家を『空き家』にしないためにも、行政書士などの専門家に相談することが大切です」と呼び掛けています。
阪西さんによると、依頼される業務は「遺産分割協議書の作成」が最も多く、その作成のために「相続関係説明図の作成」を依頼されるケースも多いといいます。
相続財産に不動産があれば、売却して分配するのか、あるいは共有財産にするのか、など相続の方法はさまざまです。
同事務所では、不動産業者・司法書士・土地家屋調査士、場合によれば税理士・弁護士など他の専門士業を手配し、連携してワンストップのサービスを実施していますので、スピーディーでスムーズな手続きを進めることができます。
「国は現在、空き家対策に力を入れています。相続登記の義務化に関する制度改正が2024年度以降に施行されます。放置された時間が長くなると、相続人がさらに分割されたり、それぞれの意向が変わったりと、不動産の相続手続きが難しくなり、負担のほうが大きくなることがあります。相続した不動産の対応に困っている方、これから不動産を相続する予定でどうすればいいかわからない方、早めにご相談ください」と阪西さん。
『争続』にしないために遺言書を
一方で阪西さんは「ご家族のためにもぜひ、正式な形の遺言書を残してほしい」とも切実に訴えています。相続の業務で強く思うことは「遺言書をちゃんと残してくれたら、残ったご家族がこんなにつらい思いをしなくて済むのに」というケースがあることです。財産の多い少ないに限らず、いざ財産の扱いを家族同士で協議して合意することは簡単ではない場合も多々あります。また相続人となる子どもがいない夫婦の場合には相続人として兄弟姉妹も関係してくるため、遺言書の必要性を話すようにしています。
『墓じまい』も
同事務所では『墓じまい』に関する手続きも行っています。
全国では、縁故者が見つからず管理がされていない、いわゆる『無縁墓』の増加が社会問題化しています。近年はお墓に対する意識や事情が大きく変化しています。「遠距離にお墓があるため、お参りにいけない」「地元にお墓を移動したい」「お墓をみてくれる人がいなくなる前に永代供養墓に変更したい」などニーズはさまざまです。
阪西さんは「『墓じまい』と聞いて抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、無縁墓として放置される前に、ご先祖様から引き継いできたお墓を適切な形で供養することも大切です。墓じまいにも煩雑な行政手続きが必要となりますので、私たち行政書士に気軽にご相談ください」と話す。
「さかにし貴子行政書士事務所」でできること
- 遺産分割協議書作成
- 相続人調査
- 遺言書文案作成
- 相続財産調査
- 銀行にある相続財産(預貯金)の解約
- 相続財産である自動車や株式などの名義変更
- 墓じまいに関する手続き
- 成年後見に関する相談