子宮頸がんワクチン予防接種後の副反応に悩む被害者らの団体が被害について知ってもらうためのコンサートと講演会を12月11日、午後7時から9時30分まで吉野町市民プラザで行う。
主催の全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会神奈川県支部(山田真美子代表)は被害者を支える家族らによる団体。ワクチン接種後に痛みや運動障害を訴える声が相次ぐ中、被害者を支援する活動をしている。
前半は副反応による痛みなどの症状に苦しみながらも演奏活動を続ける伊藤維さんのバイオリンコンサートがある。後半はこれまでに約100人の被害者を診ているフジ虎ノ門整形外科病院の横田俊平医師が講演。「未知の病態」とも言われるワクチン接種による副反応について説明する。
厚生労働省は2013年6月から子宮頸がんワクチン接種の積極的な推奨を取りやめており、「有効性とリスクを理解した上で受けてほしい」という立場だ。
自らの娘も14歳でワクチンを接種した後から健康被害を訴えるようになった県支部の山田代表は「ワクチンによる被害は目に見えづらく、周囲の理解を得られない」と訴える。入場無料。詳細は同県支部【電話】080・1168・3455。
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開催日
2017年12月11日(月)
問い合わせ
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会神奈川県支部
公開日:2017-12-05