高齢者を元気付ける
お三の宮地区連合町内会の高砂町町内会(有藤勲会長=人物風土記で紹介)は、まちの高齢者を見守る取組を進めている。高齢者に菓子などを手渡しする敬老会のほか、老人会の会合で地域の小学生が手作りのこまをプレゼントする機会を創出。孫が遠方に住んでいるため、なかなか会えないという高齢者が地域の子どもと交流できる貴重な場となっている。
夏祭りは親子3世代で楽しめるまちの恒例行事。今年はものづくりが得意な住民が作った機械を使い、じゃんけん大会が行われた。採れたての野菜や菓子がプレゼントされ、参加者からは「久しぶりに会った人もいて夏の思い出になった」という声が聞かれた。
有藤会長は「単身者が多い地域からか、隣近所の交流が年々少なくなっている気がする。災害発生時など、いざという時に助け合える『顔の見える関係』づくりに努めていきたい」と話す。