子どもに活躍の場
弘明寺町山下町内会(根本守会長)は「子どもに活躍の場を与える」をモットーに活動する。6月、町内会の子どもたちは新型コロナウイルスの感染が広がる中、ごみ収集に従事する市職員を元気付けようと、絵に感謝の言葉を添えたポスターを町内17カ所のごみ集積所に約50枚掲示。職員からは「励みになる」など、喜びの声が届いた。
絵が得意でポスター作りに挑戦した本郷凛君(大岡小5年)と妹の杏さん(同2年)は「小学校の先生や友達から褒めてもらい自信になった」と話す。ポスター作りを呼び掛けた迫川敏和副会長は「イベントが中止になる中、子どもの意欲を引き出すことができた」と話し、手応えを感じたという。
同町内会は「コロナ禍でも子どものモチベーションを高められる取り組みを引き続き模索していきたい」としている。
<タウンニュース南区版2020年7月30日掲載>