高齢者の楽しみ創出
南永田南町内会は老人会「南永田ひまわりクラブ」の活動が活発だ。新型コロナウイルスの影響で町内会のイベントが中止となり、孤独を感じる高齢者を元気づけようと、絵画や写真のミニ展示会を実施。感染症対策などの安全確保に努めた上で「いま、できる取り組み」に注力する。
七夕シーズンには同クラブ会長の久保木敬子さんが地域の特別養護老人ホームやNPO法人に呼び掛け、高さ2mを超える七夕飾りを製作。永田南1丁目の各所に設置し、まちを彩った。存在感を放つ七夕飾りを写真に収めようと、カメラを構える人の姿も見られた。
久保木さんは「町内会には一人暮らしの高齢者もいる。コロナ禍で住民のつながりが希薄しているからこそ、楽しみを創出していきたい」と話し、町内会役員などの横のつながりを強めていきたいとしている。