ペリーの黒船を代表とする異国船の脅威に立ち向かう海防強化策として、幕府が命令した軍艦建造。その象徴ともいえる「鳳凰丸」に焦点を当てた特別展「ペリー来航と鳳凰丸」が1月27日㈯から浦賀コミュニティセンター分館で開かれる。時間は午前10時から午後5時。2月4日㈰まで。
黒船が浦賀に訪れた1853年に建造が決まった日本初の大型様式軍艦である鳳凰丸が果たした役割とともに、幕府海軍の一拠点として変貌を遂げた浦賀とそれに関わった浦賀奉行所の人たちを紹介する。
初日の27日は「浦賀奉行所と西洋の接点」と題した基調講演を郷土史研究家の山本慧氏が行う。会場は浦賀行政センター3階で時間は午後1時から2時30分。定員200人(先着順)。
期間中の土・日曜の午前11時から正午まで浦賀コミセン分館で展示内容を解説するギャラリートークもある。入場無料。問い合わせは同分館☎046・842・4121