〈1月27日〉横須賀市衣笠商店街で~楽しみ学ぶ、共生と防災~第2回イベント開催

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〈1月27日〉横須賀市衣笠商店街で~楽しみ学ぶ、共生と防災~第2回イベント開催

 「ともに生きる社会」と「顔の見える防災」をテーマにした地域イベント「ど根性ひまわりフェス」が、1月27日(土)に衣笠仲通り商店街で行われる。時間は午前10時から午後3時。このフェスは、肢体不自由や知的障害を持つ小・中・高校生が通う県立茅ケ崎支援学校による啓発プロジェクト。「地域での支援学校の認知度が低く、災害時に周囲の協力を得られない」との危機感を持った同校教諭の小川和豊さん(平作出身)が中心となり、イベントを楽しみながら障害者と住民の顔の見える関係づくりに取り組んでいる。

 2回目の開催となる今回は、学校のある茅ケ崎市を飛び出して衣笠を会場に選んだ。その理由は、プロジェクトのシンボルでもある”ど根性ひまわり”だった。2011年夏、東日本大震災の被災地・宮城県石巻市のがれきの中でたくましく咲いたことからその名がついた”ど根性ひまわり”。2世3世と種が教訓とともに全国へ受け継がれ、同校でも21年に種を譲り受けて以来、児童生徒が育てている。

 昨春、衣笠行政センターを訪れた際に衣笠小の特別支援学級の児童もど根性ひまわりを育てていると知った小川さん。「負けない心・励ましの心を伝えたい」とポスターに書かれた思いに縁を感じ、同小教諭や地元関係者の協力を得て故郷での開催にこぎ着けた。

 当日は同校の卒業生や小川さんら教員によるバンド「ともいきかかり ゆうとりんズ with HARUKA」=写真=らが出演する音楽ライブ、県立武山支援学校・衣笠小などの活動紹介、ひまわりの種の配付などが企画されている。

開催日

2024年1月27日(土)
午前10時から午後3時

住所

神奈川県横須賀市衣笠商店街

公開日:2024-01-26

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