小田急線秦野駅北口の横断歩道を渡ると「かながわの橋100選」に選定されている「まほろば大橋」に差し掛かります。橋の中央部分には、高さ10mの時計台がそびえており、まほろば大橋のシンボルとして親しまれています。
老朽化に伴い、平成元年(1989年)に竣工したこのまほろば大橋からは、美しい稜線の丹沢を望むことができ、表丹沢の玄関口である秦野ならではの景色が出迎えます。
橋の長さは35mあり、所々に椅子も置かれていることから待合せ場所や憩の広場となっています。
まぶしいほどの白色の時計台は、正時ごとに鐘(カリオン)が鳴り響き、からくり時計が動き出すとあって、子どもたちにも人気のスポットです。近年はドラマや映画の撮影がよく行われています。
まほろば大橋下を流れる水無川から眺めると、まほろば大橋の全景を確認することができます。35mあるので、写真に収めるためにはポジションも重要になります。青い空と白い時計塔のコントラストがきれいです。
実はこのまほろば大橋は毎年12月になるとクリスマスイルミネーションが施され、光に包まれます。「みなせ富士」を連想させる鮮やかなブルーの光が特長。秦野駅近くで気軽に足を運べるイルミネーションスポットとして毎年賑わいます。水無川から見上げれば、水面に反射した輝く逆さ富士が見られます。
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