神奈川県全域・東京多摩の地域情報紙を発行しているタウンニュース社では、いつ起こるか分からない災害に備える地域を支援するために、自治会町内会などの団体に向け、様々な防災グッズを取り扱っています。
防災ボトルとは?
「警視庁警備部災害対策課」が公式SNS(@MPD_bousai)で投稿して以降、話題の防災ボトル。
いざという時の必要最低限の品物をひとまとめにした防災グッズで、持ち運びがしやすく「いつ、どこで起きるか分からない」災害に備えるためにピッタリなのです。
地域防災に活用ケースも増加中!地域新聞社が応援
セットの市販品や、個人でひとつひとつグッズを集めて準備する人も増えていますが、自治会などがまとめて購入し地域に配布、「地域防災力強化」に役立てるケースが増えています。
ご当地キャラのボトルが登場
地域防災用の防災ボトルとして、タウンニュース社では地域団体や企業のロゴを印刷したボトルを作成しています。
最近では、この防災ボトルにご当地キャラクターのイラストと希望する団体名を印刷するサービスを始め、話題となっているのです!
現在タウンニュース社で使用できるご当地キャラクターは以下の一覧(2024/12/4時点)
・青葉区マスコットキャラクター「なしかちゃん」
・旭区マスコットキャラクター「あさひくん」
・厚木市マスコットキャラクター「あゆコロちゃん」
・海老名市イメージキャラクター「えび~にゃ」
・小田原市観光PRキャラクター「梅丸(うめまる)」
・金沢区幸せお届け大使「ぼたんちゃん」
・相模原市マスコットキャラクター「さがみん」
・座間市マスコットキャラクター「ざまりん」
・茅ヶ崎市「ちがさ貴族 えぼし麻呂」「波の妖精ミーナ」
・秦野市くずはの家マスコットキャラクター「もりりん」
・藤沢市マスコットキャラクター「ふじキュン♡」
・南区マスコットキャラクター「みなっち」
・大和市イベントキャラクター「ヤマトン」
・神奈川県PRキャラクター「かながわキンタロウ」
・栄区いたち川マスコット「タッチーくん」
・磯子区マスコットキャラクター「いそっぴ」
・禅師丸柿キャラクター(川崎市麻生区)「かきまるくん」
・大井町イメージキャラクター「すいっぴー」
・伊勢原市公式イメージキャラクター「クルリン」
一緒に印刷できる文字に企業や団体名を入れれば、ご当地防災ボトルが手軽に作成できます。
ご当地キャラクターは「その地域らしさがでる」と自治会からの注文も増えています。
被災経験記者も太鼓判 気になる中身は?
防災ボトルにはサイズなど各種ありますが、一番人気はシンプルな「500ml5点セット」。ボトル本体を入れて6つの防災グッズがコンパクトにまとまった品です。
内容は
(1)ホイッスル
(2)LEDライト
(3)圧縮タオル
(4)保温大判アルミシート
(5)ジッパーバッグ容器となる透明のボトルはフタ付きで、水などを入れることもできます。
それぞれのグッズの使い方レポート
実際に被災した経験を持つ記者が太鼓判を押す、厳選した各グッズの使い道の一例をご紹介。
(1)ホイッスル
倒壊した家屋などでは、どこに人がいるか分からなくなることもあります。人の声で助けを求めても、大きな叫び声を上げ続けることは体力がいるもの。また、周囲の声や物音にかき消されてしまうこともあるそうです。そんな時に、小さな力でよく響く音を出すことができるのがホイッスル。
ちなみに「SOS」を表わすモールス信号は「・・・---・・・」(トントントンツーツーツートントントン/ピッピッピ ピーピーピー ピッピッピ)です。
(2)LEDライト
家屋の倒壊や停電、夜間時の災害など、暗闇に包まれた際に助かる明り。ライトにはスマートフォンなどを使うこともできますが、連絡手段に電源は取っておきたいもの。明りは明りで別に用意しておくのが安心です。
このボトルに入っているのは小型であっても遠くまで光が届きやすいLEDタイプです。単三電池2本で使用可能。紐もついており、でっぱりにひっかければ手を放しても使用できます。
(3)圧縮タオル
粉塵や煙から呼吸を守る時や怪我をした時など、何かと必要になるタオル。でも、いざという時に「清潔な」タオルはすぐに手に入るとは限りません。それに、意外と布はかさばるものーー。
この圧縮タオルは通常飴玉ぐらいのサイズですが、ペットボトルキャップ1杯分の水で元のサイズまでもどる優れもの。
色は白で、2個入りです。
(4)アルミシート
災害時、二次被害として避難後に体調を崩す人は少なくありません。その理由のひとつが「寒さ」。屋内から屋外へ着のみ着のまま避難することも多く、また、避難所が意外と寒いというケースも。その際、体温保持に役立つのがこのアルミシート。
アルミシートは軽量ですが熱を通さない性質を持っています。このアルミシートは大判で、大人もしっかり体を覆うことができるサイズ。上着を持っている際は、シートをかぶってから上着を着ると、体の熱をより逃がしにくくなる効果があります。
また、地面に座っている時も少しずつ体温が奪われてしまうことも。そんな時も、アルミシートを畳んでお尻の下に敷いて座ると安心です。
(5)ジッパーバッグ
意外と便利で驚いたのがこのジッパーバッグ。水害から避難する際にスマートフォンを入れて濡れないようにしつつ、操作もできるのです。また、飲料水を入れたり、水で戻せる米などの食材を調理する際にも役立ちます。
2袋入り(サイズは200×150mm)なので、両手にはめれば簡易的な手袋がわりにもなるなど、汎用性が高いのも安心です。
ほかに何入れる?記者にインタビュー
これらのグッズはいつでも持ち歩いても重さの負担が無いように、コンパクトさを重視しています。なので、容器の500mlクリアボトルは、5点グッズを入れても、もう少しスペースに余裕があります。
被災経験者や防災意識の高い記者らに、自分では何を入れているか聞いてみました。
- 「ミニ羊羹。非常食として食べる量に対してエネルギー効率が良い。あと甘いものは元気になる!」(女性記者)
- 「ビニールひもを長めに束ねたもの。物を縛ったり、はぐれたくない人同士をつないだり、人を背負う時の支えにしたりも。ボーイスカウトやサバイバル経験者は特にロープを駆使するんですよ」(男性記者)
- 「七徳ナイフ。缶切りやドライバー、ナイフなどがまとまっていて万能」(男性記者)
- また、いざという時の最低限の荷物をまとめるのに詳しいベテラン登山者の社員は「救急用品。カットバンや包帯、消毒液など最低限のものもあると安心」と教えてくれました。
- そのほか「常備薬」「予備コンタクトレンズや眼鏡」「電話番号、住所、年齢など家族の連絡先のメモ」「お金」などなど
どこに入れておく?使い方調査
コンパクトなため、カバンに入れてもかさばりにくいのがこの防災ボトルの良さ。
いつどこで起きるか分からない災害に対し、いつでもどこでも持ち歩ける防災グッズは心強い存在です。
このコンパクトさを生かした使い方についても聞いてみました。
- こどものランドセルに入れています。使い方も一緒に確認済です(女性記者)
- 両親にプレゼントしました。防災バッグとは別に、万が一の時に一番慌てやすいトイレにおいてもらっています。(男性記者)
ちなみに、この記事を書いている記者は、この防災ボトルを車のトランクに常備しています。
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数量は300本からで1本税込880円
販売は300本以上で1本880円(税込)。印刷なしのバージョンも選べます。商品はご指定の場所に郵送でお届けできます。このほか、非常用トイレや安否確認タオルなどの防災アイテムも取り扱っています。