鎌倉市内二階堂の鎌倉宮で、「初春桜」と名付けられた河津桜が見頃を迎えている。
境内に全9種類の桜が咲き、色や開花時期に合わせて「如月桜」や「白雪桜」など独自の名前を付けている鎌倉宮。初春桜は鳥居前に2本植えられ、毎年正月から2月下旬にかけて咲き、参拝客を出迎えている。
撮影の前日は、雨と強風が吹き荒れる悪天候だったが、見事に咲き誇っていた初春桜。鎌倉宮の小岩裕一宮司(51)は、「いろいろな種類の桜で心を和ませて、のんびりと花見を楽しんでもらえれば」と話した。鎌倉宮の桜は、4月上旬の八重桜まで楽しめる。