つるし飾りの展示会が4月4日(木)まで、レスパイトハウス檸檬(れもん)(梶原3の16の1)で開催されている。
つるし飾りは、ひな祭りの飾りの一種。着物などの古布から人形やまり、縁起物をかたどった小物を作り、傘から吊るしている。
展示会を企画するのは、梶原在住の城所景子さん(72)。新型コロナの影響により5年ぶりの開催で、館内にはつるし飾り愛好家7人による作品約30点を展示し、リメイク服など和にこだわった作品も楽しめる。
同ハウスは、家族の介護を経験した城所さんが、「みんなが息抜きできる場を作りたい」と、2008年に開設。以来、展示会やコンサート、着付け教室などを開き、地域の憩いの場として親しまれてきた。「やりきった」と話す城所さんは、今年を最後の開催と決意。「着物を生かした作品を身近に感じてもらいたい」と話し、16年間の思いを込める。
つるし飾り展は入場無料で、平日午前10時半〜午後4時。休館日は土日。(問)城所さん【携帯電話】090・9396・3046