市内在住の山本悟(雅号・サム ヤマモト)さんの水彩画個展「第9回〜木々の光と影と命〜」が2024年2月3日から5日にかけて相模原駅近くの市民ギャラリーで開かれた。会場には週に1枚のペースで書き上げた作品がずらり。開催期間中、277人が鑑賞に訪れた。
山本さんは、四季折々の相模原の風景を水彩画として毎週1枚のペースで描き続けている。題材としているのは主に相模原の自然が残る風景。「木もれびの森」のほか、野菜づくりを始めてからは里山の季節の移ろいも描くようになったという。
今回出品されたのは2023年2月から2024年1月までに描いた48作品。春の桜や秋の紅葉など花や草木が描かれた作品が多く、太陽の光を繊細に描写しているのが特徴。山本さんは「やっていることは例年と同じだが、繰り返し来てくれる方が多くなった。毎年楽しみにしてくれる方もいてありがたい」と話す。
作品を通じてチャリティで集まった寄付金は遊具や運動補助器具の購入費に充て、障害のある子どものための施設「陽光園」に寄贈する予定。