<川崎市中原区>「住吉ざくら」さくら祭り【3月30日】40回目の節目、5年ぶりパレードも

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<川崎市中原区>「住吉ざくら」さくら祭り【3月30日】40回目の節目、5年ぶりパレードも
渋川沿いにぼんぼりを付ける有志(上)、生徒のパネル作品

地元町会の有志らがぼんぼり500個設置

 「かながわの花の名所100選」に選ばれている住吉ざくら。40回目となるさくら祭り開催を前に、3月16日には地元町会の有志ら60人が桜並木にぼんぼりを設置した。30日(土)には式典と5年ぶりにパレードも行われる。

小路沿いには児童・生徒の絵画14枚が並ぶ

 渋川の両岸や中原平和公園に設置されたぼんぼりの数は約500個。4月6日(土)まで行われる祭りを華やかに演出する。2024年は記念事業として、近隣の小・中・高校にも参加を呼び掛け絵画を展示。住吉高校や住吉、井田、今井の各中学、住吉、木月、苅宿、東住吉の各小学校の児童・生徒が横180cm・縦90cmほどのパネルに桜をテーマにした色鮮やかな絵を描き、さくらの小路沿いに14枚並べられた。

 30日には住吉公園側から平和公園につながる正面入り口に、な高さ8mの巨大アーチ型エアドームを設置。午前11時20分からステージで消防音楽隊の演奏があり、パレードは午後1時に出発。ガールスカウトを先頭に、吹奏楽や浴衣姿の婦人部のメンバーらが連なって練り歩く。

「未来に残したい」

 住吉観光協会の内田治彦会長は「町会の垣根を越えた地域の人々の輪が広がり、思いをつなげてここまで来た。10年、20年とこれから先も人々の絆と桜を残していきたい」と思いを込める。

 住吉ざくらは、1948年に地元有志によって治水対策を兼ね、渋川沿いに植樹されたのがはじまり。春には250本のソメイヨシノが約2Kmにわたって咲き誇る桜の名所として知られる。近年は老木化も進むが、2023年は40 周年のプレ企画として同協会が主体となり最初の整備から約75年ぶりに植樹を実施。虫がつきにくく管理しやすいという桜の品種「ジンダイアケボノ」を渋川沿いと平和公園に計4本植えるなど、保全活動にも力を入れている。

開催日

2024年3月30日(土)
午前11時20分~午後3時30分

住所

神奈川県川崎市中原区住吉町33-1 中原平和公園

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公開日:2024-03-26

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