北条早雲が1512年に築城した玉縄城の歴史を調査し、伝える活動を続けてきた玉縄城址まちづくり会議(荒井章会長)が冊子『鎌倉鎮護、玉縄城の真実』をこのほど刊行した。
地域文化遺産活性化事業「鎌倉・玉縄城址を活かす歴史ミュウジアム」事業として、文化庁の補助を受けながら行ってきた8年間の活動記録をまとめたもので、A4判104ページにおよぶ。
同会では、玉縄城址の調査・研究、遺構をまとめた絵図の作成、さまざまな企画展や有識者を招いての講演の開催、小中学生の学習支援などに尽力してきた。
冊子は、同会のサイトで公開予定で、龍寳寺境内にある玉縄歴史館ギャラリーでも閲覧できる。現在ギャラリーでは、1960年当時の玉縄城の航空写真を展示中。