慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の学園祭「七夕祭」が7月6日(土)と7日(日)に開催される。1日目は午前11時から午後8時、2日目は午前10時から午後3時まで。
今年のテーマは「三原色」
地域と学生、参加団体の協調を色で例えたものだという。
当日はキャンパス全体が会場となり、模擬店や学術企画、ステージでの発表やパフォーマンスが行われる。模擬店は、Ω(オメガ)館前のわたあめやかき氷のほか、α(アルファ)館前では農業サークルやフットサルサークルなどが出店する。各館教室では落語研究会の寄席や「ROCK研究会」のライブ、アラブ文化研究会による文化体験などを楽しめる。
同祭の特徴の1つ「地域との協力」
今年から始まった約1万枚の願いごとが飾られる「夢短冊」では、湘南台の「円行竹林の会」から竹の提供を受け、周辺の保育園からも短冊が寄せられている。
「湘南まちめし」と題した企画では、SFC周辺の飲食店が屋台やキッチンカーを出店する。湘南学祭実行委員会が主催する浴衣の貸し出し企画では、着付を市内の呉服店などが担当している。
「学園祭としてのみならず、藤沢北部の地域の祭りとして盛り上げたい」と、湘南学祭実行委員代表の大土井千紘(おおどいちひろ)さん(3年・20)は意気込む。昨年1・6万人を超えた来場者の中には近くに住む人も多く、遠藤地区の夏の風物詩になっている。
見どころの花火<6日 午後7時34分から>
大土井代表が挙げる見どころは、キャンパス内で見ることができる花火だ。毎年5分間で約250発が打ち上げられる。今年は6日の午後7時34分から。「他にも楽しめるコンテンツをたくさん用意しているので、ぜひ来場いただければ」と呼び掛ける。