相模原市南区磯部の勝坂遺跡が国史跡に指定されて今年で50周年を迎え、記念講演会が8月3日(土)、相模原市立博物館で開かれる。「50年前の勝坂遺跡〜史跡指定までの道のり〜」と題して市文化財研究協議会の大貫英明会長が登壇する。
勝坂遺跡は約5000年前の縄文時代の大規模な集落跡。講演会では、第1次発掘調査から遺跡の保存運動を経て1974年7月に国史跡に指定されるまでの道のりを語る。会場は同館地下大会議室。午後2時から4時まで。申込みは不要。当日先着順(定員200人)。問い合わせは同館【電話】042・750・8030。
50周年記念のイベントは他にも
50周年記念として11月16日(土)には史跡勝坂遺跡公園(南区磯部1822ほか)で「勝坂遺跡縄文まつり」が開かれるほか、10月22日(火)から11月30日(土)までは市役所1階正面ロビーでミニ展示「勝坂遺跡史跡指定50周年記念展」が開かれる。