茅ヶ崎の赤い烏帽子岩!?
ライフワークはダイエット、ハンサム判治だ。
実はこの夏はSUPに明け暮れとる。
11月23日に開催されるSUP JAPAN CUPというSUPの大会とのコラボでハンサム判治プロデュースのビーチフェス「ワンオーシャンフェス」を茅ヶ崎ヘッドランドビーチで開催させてもらうことになったんよ。
これがきっかけでSUPに改めて向き合ってみたら速攻どハマりした。
今まではサーフィン派だったんけどすっかりこの夏でSUP派になったかも。
だってSUPってのは大海原で1人になれてウクレレで歌えるんよ!
しかも自分の力で無人島まで漕いでいけちゃう!
そんで茅ヶ崎には超有名な無人島「烏帽子岩」があるじゃん。
その烏帽子岩まで初めてSUPで1人で辿り着いた時はマジで感動した。
完全にワンピースのルフィの気分だった。
そんでSUPボードに取り付けたGoProの映像を見たら、、、
おんなじ形じゃん!
ワシ、烏帽子岩の擬人化じゃん!(笑)
と言うわけで今後はワシのことを「茅ヶ崎の赤い烏帽子岩」と呼んでくれ(笑)
柳島の白亜の大豪邸
茅ヶ崎の柳島にフレンチの名店がある。
ル・ニコ・ア・オーミナミという広大な敷地に建った白亜の大豪邸。
一世を風靡したあの料理の鉄人に勝ったことがあるシェフのお店で料理長を務めとった原シェフとソムリエの三浦マネージャーが一緒に独立してオープンしたお店。
お店に行く前に三浦マネージャーと飲み友達になって「じゃあ今度お店に食べに行くねー」って気軽に予約したら超オシャレな建物でびっくりした(笑)
プライベートで飲む時はラフでざっくばらんな三浦さんのイメージからまさかあんな本格フレンチだとは想像せずに行ってしまった。
ルニコの夏祭り!?
そんなルニコの原シェフと三浦マネージャーが地域に恩返しをしたいという想いで去年から「ルニコの夏祭り」を始めた。
その想いに賛同した茅ヶ崎の人気店が大集結!
インディーズ精神溢れる街!?
行政とか自治会とかが絡まない完全に個人店の繋がりだけで始まったお祭りなのに2年連続で何千人もの人が集まった。
茅ヶ崎周辺の予約が取れない人気店がこんなにも大集結することなんて他じゃ考えられんよな。
こんなところもほんと茅ヶ崎らしいなと。
茅ヶ崎の特に海側は全国チェーンのお店があまりなく頑張っとる個人店が多い。
言わばインディーズ精神溢れる街なんよね。
キラキラな笑顔
ルニコの夏祭り当日は猛暑だったし、来場者数も凄くてみんな必死だったけど、お客さんだけじゃなくスタッフのとびっきりなキラキラ笑顔も沢山見れた。
こんな笑顔を見るためにルニコの夏祭りは生まれたんだろうなって実感した。
カミさんがかき氷屋台のボランティアで参加したもんでかき氷の屋台の後ろで薄くなって役目を終えた氷で涼みながらずっといろんなお店の旨い飯を食い続けた(笑)
スタッフで一番いろんな料理を食ったのは間違いなくワシだ。
イタリアンの名店パリエッタのパスタは6種類も頂いた(笑)
ガチシェフのガチパスタが屋台で食えるってすげーら?
カルネリアオルタッジオのみんなも最高の笑顔!
10回揚げたホクホクトロトロポテト最高!
夏花のぶっかけうどんも美味かった!
洋食が多い中、和食は沁みるね。
80キロ以上の肉を焼き続けたニコと花のBBQブース。
肉好きのガチシェフがガチで炭火で焼く肉が食えるルニコの夏祭り!
茅ヶ崎と気仙沼の絆ちがけせんのサメバーガー。
射的があったり
大抽選会やかたぬきがあったり
かき氷もあったりと夏祭りらしいら?
フレンチレストランがベースだけにビール以外のドリンクもいろいろ豊富!
朝の全体ミーティングはみんな真剣。
シェフもウェイトレスチームもみんな真剣!
まとめ役の三浦マネージャーはガチなソムリエ。
夏祭りなのにソムリエが選ぶワインが飲めるってすげーよね。
真ん中のサングラスぶら下げとる人が首謀者の原シェフ。
全てはこの2人から始まった。
夏祭りのテーマソングを提供
最初ワシはお祭りでライブやって欲しいという話をもらって打ち合わせに顔出しただけなのに、突然ルニコの夏祭りのテーマ曲も作るハメに(笑)
またしても茅ヶ崎らしい無茶振りを喰らったけど、プロが本気で遊ぶ夏祭りってことでプロの音楽家として本気で遊ばせてもらった。
その初打ち合わせの翌朝の散歩でメロディーと大まかな歌詞を作ってその勢いで盆踊りビートを速攻ビートメイクしてメインボーカルの歌入れも一発OK!
シェフやマネージャーの家族や仲間に我がスタジオに来てもらってレコーディング。
シェフとマネージャーにはソロパートも用意!(笑)
夏祭りの前月に急遽楽曲制作の話が決まって制作期間1週間!
1ヶ月後の夏祭り本番直前にサブスクで全世界リリースまで間に合わせた。
これがプロの音楽家の本気だよ(笑)
ライブがワシの仕事!
テーマ曲の提供ですでに大役を果たした感もあるが元々のワシの仕事であった夏祭りゲリラライブも最高だったんじゃないかと。
少年たちが盛り上げてくれたり、小さい女の子がずっと目の前で仁王立ちして聴いてくれた。
来年はもう少し涼しい時間帯にライブやらせてもらおう。
まだ暑い時間帯にライブやったもんで何度か意識が飛びそうになった(笑)
スピーカー1本だけ持ち込めば弾き語りならどこでもライブやれるもんで出演依頼待っとるぜ!
日が暮れたら盆踊り!
ルニコの夏祭りのテーマは盆踊りビートで作ったんだで来年は盆踊りの振り付けもつけてもらってみんなで踊って欲しいね。
ルニコの夏祭り&ハンサム判治ライブのダイジェスト
飲食業界の人みたいになっとる!
当日の軽い打ち上げも、後日の打ち上げの乾杯も僭越ながら音頭をとらせてもらった。
飲食業の人じゃないのにおこがましいけど、間違いなくスタッフで一番夏祭りの料理を堪能した男ということで(笑)
飲食業界全体の未来と街との共生
ルニコの夏祭りは茅ヶ崎の飲食業界全体の未来を考えとるんよな。
不景気でどこも苦しい時代じゃん。
信頼できる仲間を作って協力し合って茅ヶ崎の飲食業界を盛り上げ、そしていつもお世話になっとる地域の人たちに感謝の気持ちを伝える。
そんな思いが飲食業界だけじゃなく茅ヶ崎全体の活気に繋がると思うんよ。
飯を食わんと人は生きていけんだよ。
そんだけ食いもんってのは大事なんよ。
せっかく食うなら美味しいもんを食いたいじゃん。
だで飲食店が元気な街はいい街になるって訳。
そんなルニコの両輪2人の熱い想いが気持ちよかった。
神奈川県の憲章でもある「共生」をまさに地で行く夏祭りだと思う。
ほんと巻き込んでくれてありがとー!
音楽家としてこの街に対して出来ること
茅ヶ崎グルメガイドという音楽作品とこの#ちがすきの連載も食いしん坊ミュージシャンとして飲食店を応援したいって思いから始まった。
コロナという飲食店にとってこれ以上ないほどの大ピンチを何とか乗り越えた愛すべきお店を少しでも知って欲しいもんでね。
ミュージシャンもコロナ禍ではマジで喰らったんよ。
2020年は仕事を全て失い本の執筆しかやれることがなく、このままじゃ廃業かと一時は覚悟した。
コロナ禍が明けても完全に元に戻ることはないと確信して今後は自宅でプロクオリティーなレコーディングが出来るスタジオを持たんとやっていけんと思って勢いで茅ヶ崎にハンサムスタジオを作って移住したんよね。
2021年に茅ヶ崎に移住したことで活路を見出したことは間違いない。
だで永住の地と決めた茅ヶ崎という街に対して音楽家として恩返ししていきたい。
濃密すぎた夏祭り
今回の原稿はルニコでのバースデーディナーのレポートを書くつもりで書き始めたのにルニコの夏祭りだけで1本分書いてしまった。
そんだけ今年の夏はルニコと仲間たちと濃密な時を過ごしたってことだね。
超堪能させてもらったバースデーディナーの食レポは次回のお楽しみということで!
「ルニコの夏祭り〜茅ヶ崎、夏の風物詩」はApple MusicやSpotifyでも聴けるし、インスタやTikTokのリールやストーリーでも使えるんでじゃんじゃん使って欲しい!
https://big-up.style/USuuG8X68V
レコーディング&レコーディング打ち上げ風景と完成音源を合わせたミュージックビデオはここから見れるぜ!
ハンサム判治プロフィール
茅ヶ崎在住の絶叫詩人、音楽プロデューサー。
ハンサム兄弟/デブパレード/HANZI BAND/ゴリラ人間ズのボーカル、ウクレレ大使。
「NARUTO」「CR天才バカボン」等のアニソン、「グリコカフェオーレ」「ロッテWAVE(松井秀喜)」「JR東日本」等のCMソング、プレステ「ギタドラ」のゲーム音楽などを手がける。
NHK Eテレアニメ「オトッペ」のCDを自ら経営するハンサムレコーズからリリースするなど子どもの音楽教育にも深く関わる。
2021年茅ヶ崎移住を機に地域密着型レーベル「湘南レコーズ」を設立し湘南地域から世界に通用するアーティストを排出するプロジェクトをスタート。
6歳児から69歳までの地元アーティストや茅ヶ崎支援学校の生徒と卒業生もプロデュースし歌手デビューに導く。
現在も音楽プロデュース業と並行して、絶叫アシッドジャズバンド「ゴリラ人間ズ」を中心に自らの音楽活動も精力的に展開している。
2025年1月26日開催の「湘南ウクレレフェス」と、2024年11月23日開催の「ワンオーシャンフェス」という2つのフェスの主催者として茅ヶ崎をもっともっと音楽の街として盛り上げるために奮闘中!
■ハンサム判治Instagram
■ハンサムレコーズ公式サイト