茅ヶ崎海岸で歌っとる赤いおじさん?
茅ヶ崎の海岸でワンコ2匹連れてデッカい声で歌っとる赤いおじさんを見たことがないかい?それがワシ、ハンサム判治だ!
海で遊んどるとこばっか目撃されるもんで、あの人、何やっとる人なん?って思われがちだが、実はプロの歌手であり音楽プロデューサーなんよ。
アニメNARUTO〜疾風伝の主題歌やグリコやロッテやJR東日本のCDソングを唄っとったり、プロデューサーとしてはNHK Eテレアニメ「オトッペ」のCDをリリースしたりもしとる意外とちゃんとした音楽家(笑)。
でも海遊びやBBQとかの食いしん坊動画ばっかアップしとるから誰もワシのことを音楽家だとは思ってくれん(笑)
そんなワシは3年前に茅ヶ崎に移住した。
コロナ禍でライブもなくなりレコーディング等のスタジオワークも出来ん日々が1年続き、このままじゃ音楽家として終わりじゃん!って絶望しかけた時にふとこう思った。
じゃあスタジオを作ればいいじゃん!どこがいい?茅ヶ崎だ!
って正直何も考えず直感と勢いだけで茅ヶ崎に土地を買って移住を決めた。
でもそのおかげで毎日最高な茅ヶ崎ライフを楽しんじゃっとるよ。
茅ヶ崎といえばやっぱ都心に近い海の街。
住んでみて実感したけど都心から一番アクセスしやすいサーフィンできる街だと思う。
個人店中心に美味しい飲食店も多い街だからサーフィンやSUPを楽しんだ後に、美味しいご飯を食べる楽しみも存分に味わえちゃう街なんよな。
プロ食いしん坊として連載スタート!?
そんな訳でプロの食いしん坊、いやプロの音楽家であるワシ、ハンサム判治が独断と偏見で大好きなお店を紹介する連載「ハンサム判治の勝手に茅ヶ崎グルメガイド!」を始めさせてもらう!
しかも音楽家としてお店を紹介させてもらうからには、そのお店のCMソングも独断と偏見で作って全世界にデジタルリリースしちゃうぜ!
記念すべき第一回目をどこのお店にするか?
そりゃもう茅ヶ崎のソウルフードと言えば「肉そば」だら?
その本流の一つである横濱屋を紹介させてもらうぜ!
神奈川は餡かけラーメンの街?
神奈川の人って餡かけラーメンが好きなイメージが昔からある。
やっぱ中華街があるからなんかな?
ワシのカミさんも辻堂出身だもんでサンマー麺が大好物。
カミさんの地元に来るたびに藤沢の古久家とかでサンマー麺を食うのが楽しみだった。
当時はまさかワシ自身が神奈川県民になるなんて想像すらしとらんかったもんで、旅先で名物食う感覚で餡かけラーメンを食っとったんよね。
そんな神奈川県民じゃなかったワシが横濱屋で肉そばを初めて食ったのは、茅ヶ崎に土地を買った直後の2021年3月。
年内には自宅兼スタジオも完成して茅ヶ崎市民になるんだで、茅ヶ崎のグルメについては土地探しの段階から調べまくっとった。
その中で真っ先に気になったのが肉そばだったんよ。
こう見えて(笑)お肉大好きだもんで、“肉のそば”って見ただけでよだれが出た。
横濱屋初体験物語2021
購入した土地をレンタル自転車で見に行った帰りに偶然、自転車の返却場所の目の前が横濱屋だったんよ。
もちろん即入店し肉そばと炒飯などを注文した。
もともと町中華フェチだもんで、まずはその町中華の看板メニューと炒飯を頼むことにしとる。
炒飯には料理人の腕と個性が一番出るって思っとるでね。
まず見た目から満点の炒飯が到着!
レンゲに山盛りすくって口に入れる0.2秒前にふわっと香ばしいラードの香りが広がった。
そうそう!理想的な炒飯の決め手はこの香ばしい香りなんよ!
食う前に勝利が確定し口に入れた時はすでにウイニングラン状態。
この香りがする炒飯が美味くない訳がないんよ。
炒飯って何故かパラパラが良しとされる傾向あるじゃん?高級なお店では特に。
でもワシにとっては違うんよ!炒飯はしっとりがいいんよ!しっとりで更に香ばしさが大事なんよ。
今でもそうなんけど、町中華系のシンプルな炒飯で横濱屋以上に旨い店をワシは知らん。
横濱屋の炒飯、マジで100点満点!
そして炒飯の時点で完全勝利を確定させたワシの元にSNSで見て恋焦がれとった肉そばが登場!
“啜りの美学”を作曲する前から啜りには定評があるワシである。
このグロッシーでセクシーな肉そばが目の前に現れたら我慢できず一気に啜っちゃうじゃん。
もちろん一発でヤケド。餡かけ舐めんじゃねーぞワシ(笑)
いきなり茅ヶ崎の洗礼を受けたワシだが気を取り直してフーフーして慎重に口に入れた。
ど旨い!!!
あっさり系の醤油ラーメンをベースにほんのり甘く旨味たっぷりの肉野菜餡かけがたっぷり乗ったラーメン。
食い始めて5秒で肉そば中毒になり、ワシはその瞬間、茅ヶ崎人になった。
肉そばって名前だけど実は肉というより野菜がどすげーんよ。
白菜とかキクラゲたっぷりでちょい苦味が聞いた青菜もいいアクセント。
ヤケドなんか気にしとる場合じゃないぐらい夢中になって一気に食った。
マジでヤケドには注意しな!(笑)
最後にレンゲにすくった炒飯を肉そばのスープに浸して食ったらこれまた最強。
もちろんスープまで完飲!
食後にお水飲んで後味を消したくなくて水を飲まずに店を出た。
肉そばの最高の後味を堪能しながら東海道線で東京の家に帰った。
これがワシの横濱屋初体験物語2021。
この3年間で数え切れんぐらい肉そばを食っとるんけど、未だに何でこんなに美味くて中毒になるのかを論理的に説明できんだよね。
とにかく「大好き」!(笑)
ハンサム兄弟というバンドで北は稚内、南は石垣島と日本の隅々までツアーして全国のラーメン屋を回ってきたけど、横濱屋はマジで100点満点の町中華なんよな。
カミさんまで「私の中でのラーメンランキング1位は肉そば」だってばよ!
肉そばの仲間のしいたけそばとか特製味噌ラーメンも最高なんけど、肉そばが好きすぎて夫婦2人で行くと麺は肉そばしか食えんのが悩み。
そんで実はカレーがまた最高に旨いんよ。
例えるなら中華の鉄人と一緒にキャンプ行って作ってくれたカレーみたいなカレー!
でもこれまた炒飯が強すぎてなかなか注文できんのが悔しいぜ。
春に改装してからランチ営業がなくなっちゃったのが残念だけど、マジで毎週ランチ食いに行っとったんよね。
リニューアル後はU字型のテーブルになってみんなでワイワイ呑める感じになったもんで、ワシと一緒に横濱屋で呑もうぜ!
肉そば本流御三家!?四天王!?
今の大将は横濱屋を継ぐ前に洋食屋さんを営んどって、親父さんが横濱屋を創業して肉そばを生み出した人だと聞いた。
茅ヶ崎のソウルフード肉そばを守るために息子として横濱屋を継いでくれたんだそうだ。
先代の味を継承しつつも、洋食屋のセンスも取り入れたおつまみも豊富な町中華酒場。
ほんとありがとー!!!
赤星飲みながら麻婆茄子とか皿ワンタン食って〆に肉そばと炒飯!可能ならカレーまで!
これが我が家の鉄板の流れだけど、正直何食っても美味い!
でも肉そばが絶対的なエースだで是非まだ食っとらんって人は熱々の洗礼を受けて欲しい!
北口の「横濱飯店」は「横濱屋」の先代の弟さんのお店で、北茅ヶ崎駅前の「中華のんち」は横濱飯店のお弟子さんのお店。
この3店が肉そば本流御三家なんけど、ルーツは同じだけどそれぞれに個性があって食べ比べると面白いよ。
そして近々高田に新店舗がオープンして肉そば本流四天王になるかもという噂が、、、
その話はまた別の機会に。
何故茅ヶ崎に移住したのか?
ちなみにワシの故郷、豊橋のソウルフードは餡かけスパゲッティなんよ。
熱々の鉄板に餡かけソースがぶっかけられてコロッケとかエビフライとかがどっさり乗っとるスパゲティ。
なんか肉そばの豪快さに似とるら?
実は茅ヶ崎に移住を決めた最大の理由は、故郷の豊橋になんか空気が似とったから。
駅前の感じとか海の感じとか何か似とるんよな。
ソウルフードまでなんか通じるもんがあるとはビックリだのん。
ワシが茅ヶ崎に移住したのはもう運命としか考えられんね。
「茅ヶ崎グルメガイド」という音楽作品を連続リリース中!
「ハンサム判治の勝手に茅ヶ崎グルメガイド!」の連載を始めさせてもらう直前から、音楽プロデューサーとして大好きなお店のイメージソングを勝手に作ってApple MusicやSpotifyなどで全世界リリースする企画を始めた。
横濱屋の勝手にCMソング「横濱屋〜茅ヶ崎のソウルフードそれは肉そば」が実はこの企画で最初に作った歌なんよね。
昨年導入したAbleton Liveという作曲ソフトの練習と実験も兼ねて基本全て打ち込みだけで作っとる。
30年間、生バンドにこだわってきたバンドマンとしての新たな挑戦でもあるんよな。
YouTubeリンクを貼っとくんで、是非見てYa-Ya-Yokohama Ya-と歌いながら横濱屋へ直行してくれい!
そんな訳で肉そば愛が溢れて超長文になってしまった「ハンサム判治の勝手に茅ヶ崎グルメガイド!」第一弾はこのへんで!
ハンサム判治プロフィール
茅ヶ崎在住の絶叫詩人、音楽プロデューサー。
ハンサム兄弟/デブパレード/HANZI BAND/ゴリラ人間ズのボーカル、ウクレレ大使。
「NARUTO」「CR天才バカボン」等のアニソン、「グリコカフェオーレ」「ロッテWAVE(松井秀喜)」「JR東日本」等のCMソング、プレステ「ギタドラ」のゲーム音楽などを手がける。NHK Eテレアニメ「オトッペ」のCDを自ら経営するハンサムレコーズからリリースするなど子どもの音楽教育にも深く関わる。
2021年茅ヶ崎移住を機に地域密着型レーベル「湘南レコーズ」を設立し湘南地域から世界に通用するアーティストを排出するプロジェクトをスタート。
6歳児から69歳までの地元アーティストや茅ヶ崎支援学校の生徒と卒業生もプロデュースし歌手デビューに導く。
現在も音楽プロデュース業と並行して、絶叫アシッドジャズバンド「ゴリラ人間ズ」を中心に自らの音楽活動も精力的に展開している。
「湘南ウクレレフェス」と「ワンオーシャンフェス」という2つのフェスの主催者として茅ヶ崎をもっともっと音楽の街として盛り上げるために奮闘中!
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