【みんなの川崎祭】市役所通り6車線が歩行者空間に！スポーツ・食・音楽・アート、川崎の魅力が集結＜川崎市市制100周年＞

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市役所通りを歩行者空間にして川崎の魅力を発信するビッグイベント「みんなの川崎祭」が2024年も11月3日（日）に開催されます！

川崎市市制100周年の機運を高めようと2023年初開催された、通称「みんかわ」。画期的なイベントは注目を集め、会場には約5万人が集まりました。2回目となる今回は、市役所通りの交通規制区域を片側3車線から両側6車線に、ハローブリッジから砂子交差点までだった範囲を川崎駅前東交差点までに規模を拡大！コンテンツも100以上となり、昨年よりもパワーアップしています。

川崎を知って・関わって・好きになれるイベント、みんかわ。チーフプロデューサーを務める千葉憲子さんに話を伺いました。

「Thank you いままでの100年、Hello これからの100年」

チーフプロデューサーの千葉さん（bonvoyage前にて）

昨年に続きチーフプロデューサーを務めるのは、中原区に事務所を構える「bonvoyage株式会社（ボン・ボヤージュ）」の千葉さん。同社は建築プロデュースを生かした地域コミュニティづくりを得意としており、これまでにも市内のイベントに多数携わっています。

「今回のコンセプトは『Thank you いままでの100年、Hello これからの100年』。今までの100年に感謝しつつ、これからの100年を見据え、川崎で活躍する人たちの多彩なステージや文化を体験してほしいです」と千葉さんは思いを込めます。

世界へ羽ばたく川崎のアーバンスポーツ

気になる今年のコンテンツはアート、スポーツ・ダンス、音楽、食、映画、緑化、環境の７ジャンル。

日本を代表するブレイキンチームの一つである「Good Foot Crew」やダブルダッチチーム「REG☆STYLE」など川崎のスポーツ・文化を体感できるアーバンステージや、川崎が誇るプロレス団体「HEAT-UP」と女子プロレス団体が試合を繰り広げるリングステージを楽しめます。これが市役所通りで開催されるというのが驚きです。

オリンピックでも話題になったブレイキンを目の前で！

白熱のプロレスが今年も市役所通りで行われます

市民もプロも、音楽ステージに

「今年は新たに市民参加のイベントも企画しました。洗足学園音楽大学のジャズバンドの伴奏にあわせて、公募で集まった市民で川崎市出身の歌手・坂本九さんの『上を向いて歩こう』『明日があるさ』を一発で合奏、合唱します。見るだけでなく、ぜひ参加して楽しんでほしいですね」。

練習なしのセッション！どんなステージになるのか今から期待が高まります。市民参加型ステージ「みんなのセッション」応募はこちら（https://min-kawa.com/session2024/)

屋外ライブで気分はまるでフェスのよう

別会場のラゾーナ川崎プラザ内ルーファ広場で行われるライブでは、川崎市にゆかりのあるPORIN（Awesome City Club）によるソロプロジェクト「Pii」やスチャダラパーからANI、SHINCOなどが出演決定！第一線で活躍するミュージシャンの音楽に触れる機会、こちらも必聴です！

緑あふれる居心地の良い空間に

今年は市内で緑化フェアが開催されていることもあり、みんかわ会場内でも効果的にグリーンが飾られます。場内には人工芝が敷かれ、子どもたちが遊んだり、ごろんと一休みしたりできるスペースも。テーブルや椅子は貨物流通などから生じる廃パレットを使って手作りすることで、温もりのある空間を目指すといいます。

「イベントを開催するにあたって、デザイン性は大切にしたいことの一つです。『かっこいい』『おしゃれ』『かわいい』、そういった要素もイベントには盛り込むようにしています」。

緑で飾られた全長約50ｍのロングテーブル。ゆったりと食事を楽しめそうです

国産木材を使ったおもちゃで遊ぶスペースは子どもたちに大人気

つい写真を撮りたくなるような空間、ゆったりと居心地の良い空間―。これまでさまざまな空間デザインを手掛けてきたbonvoyageだからこそ、できることかもしれません。

※記事掲載のイベント開催時の画像は、昨年の様子です。

みんなの「やりたい」をひとまとめ

千葉さんは今年5月にチーフプロデューサーに着任。12人のプロジェクトマネージャーとともに、多方面から寄せられた「やりたい」を実現するために奔走してきました。中でも、頭を抱えたのが市役所通り6車線の交通規制でした。「近隣の皆様にご迷惑をかけないように、かつ道路上ということで安全を第一に、慎重に調整を重ねてきました。川崎警察署の全面協力があってこそ、実現することができました」とほっとした表情を見せます。