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営業も取材も、人と人のやりとりが楽しい｜タウンニュース社員インタビュー＜Vol.2・中途入社＞

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中区・西区・南区編集室

春田沙映　2023年入社・中途

オレンジ色のロゴでおなじみの地域情報紙「タウンニュース」。毎週発行するタウンニュース社では、紙面、Webメディア展開やイベント企画、プロモーション、公共施設の管理業務など、多岐に渡って地域に関わる業務に取り組んでいます。そんなタウンニュース社で働く社員にインタビュー。仕事のやりがい・楽しさを聞きました。

地元を離れ転職されました。どんな経緯だったのでしょうか？

春田：前職は事務仕事が多かったため、人と出会って話して、言葉にして表現する記者の仕事っていいなと思っていて。地元は愛知県なのですが、エリアを絞らず探してみたところ当社を見つけ、面接を受けました。まちのニュースも広告も載っている媒体は他にないと思いましたし、面接でも「いろんな人に会える」と言われたことが入社の決め手です。未経験の営業は不安でしたが、自分の成果が目に見えることだと、前向きに捉えました。

横浜はまったく知らない土地だったとか。

春田：配属先の連絡をもらい、調べてみて初めて、みなとみらいのあるエリアと知ってびっくりしました。最初は毎日、まるで遠足気分でした。まったく知らない土地でしたが、今では道も覚え、運転にも慣れて移動しています。

クライアントや取材先との電話やり取りは丁寧に行います

春田さんは営業未経験でしたが、飛び込み営業にもどんどん行っています。怖くはないですか？

春田：飛び込み営業にあまり抵抗はないです。入りはダメもとで行きますが、「聞いてもらえるかな？」という心配よりも、例えば話を聞いてもらえると「興味をもってもらえた！嬉しい」という気持ちが勝つんです。人と人のことなので、最初は相手にしない構えだったのに、話しているうちに、「相手の目がきらっと輝いたな」と感じられるのが嬉しいですね。もし上手くいかなくても、いつか記事か広告で関わりがあるかもしれないですし、あるとき、タウンニュースや春田のことを思い出してくれたら、と思って話しに行っています。

Web商材も多く受注していますが、提案のポイントを教えてください。

春田：紙面もWebも選択肢として提示し、目の前のクライアントには何が合うのかを一番に考えます。クライアントが紙面で広告を掲載したがっていても、ヒアリングを進めてWeb商材のほうが合っていると思ったら、Webを提案します。営業といっても、「一緒に何かしてみませんか」というテンションでやっていくのが好きですね。

クライアントにWebサイト「RareA（レアリア）」に掲載するレポート記事を提案。「レアリアは写真もたくさん使えて、どうすれば興味をもってもらえるか試行錯誤して作成するのも楽しいです」

入社時に興味が高かった、記者としての取材はどう感じていますか。

春田：連載コーナー「人物風土記」はタウンニュースの独自性が高い記事で、取材相手から「出てよかった」と言われるとすごく嬉しいです。質問内容は予め準備して聞きますが、相手のテンションが上がってきた話題があれば、その話題を深掘りするようにして、その場のライブ感を大事にしています。時々「質問の答えを誘導してしまっているのでは」と思う場面もあるので、相手からうまく引き出せる言い方があるのではないか、そこは勉強中です。

これまでに「失敗してしまった…」ということは。

春田：取材を終えて記事を書く段階になって、「もっとこれも聞けばよかった…」と思うことは入社すぐの頃にたくさんありました。先輩や上司には「時間がかかっても、とにかく聞く」「タウンニュースに掲載する意味は何か」「読者にとってどんな価値がある記事なのか」を意識して書くことを、徹底して教えてもらいました。また、報道として記事を出すからには、本当に正しいか、間違いがないか、よく確認することを意識しています。

思い出深い記事の数々

所属する編集室、支社の雰囲気はどうでしょうか。

春田：皆さんあたたかくて、何でも相談しています。帰宅が遅くなることが続くと「大丈夫？困ってることない？」と気にしてくれるのもありがたいですね。

所属する横浜中央支社で年の近いメンバーと。「雑談や相談も、なんでものってくれます」

仕事で大切にしていることは？

春田：「運も実力のうち」という言葉が好きです。この仕事をしていると、営業先で偶然、次の取材情報が見つかったり、反対に、取材先で営業情報をつかめたりします。「情報をつかめるか・つかめないか」は運によるところかもしれません。でも、情報をつかめるかもしれない場所に、「行くか・行かないか」は自分の行動次第なんですよね。自分が動くことで、良い情報をつかむ運を引き込めるかもしれない。日々の仕事をする気持ちをちょっと軽くする、おまじないみたいな言葉です。

今後やってみたいことや目標を教えてください。

春田：学生時代はずっとダンスをやっていたのですが、好きだからこそ、これまでダンスに関連する取材に踏み込めていなくて。それ以外にも、挑戦できていない分野の取材がたくさんあります。記事は客観的に書くのが基本ですが、ちょっと自分の思いが伝わるような、それでいて読者の考えが変わるような記事が書きたいなと思っています。