南武線も“特別列車”でお祝い!11月17日まで運行中<川崎市市制100周年>

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南武線も“特別列車”でお祝い!11月17日まで運行中<川崎市市制100周年>
市制100周年を記念したオリジナルヘッドマーク

100周年を祝い、車体をラッピング

川崎市市制100周年記念をした南武線の特別列車が10月21日(月)から11月17日(日)までの期間限定で運行しています。JR東日本横浜支社と川崎市が共同で企画しました。

川崎市7区のシンボルとなる建物がデザインされたロゴ、川崎市市制100周年記念誌「カワサキノコト」の表紙イラストデザインでラッピング

今回運行している特別列車は、E233系(6両)1編成。運行区間は、南武線の川崎駅~立川駅間(尻手~浜川崎駅間は除く)です。

見どころは、黄色・オレンジ・茶色の南武線カラーを基本に、川崎市7区のシンボルとなる建物をデザインした装飾。JRと川崎市のロゴに市制100周年のビジュアルを施したオリジナルヘッドマークも1号車と6号車に設置。川崎市市制100周年記念誌「カワサキノコト」の表紙イラストと、10月19日から11月17日まで開催中の「第41回全国都市緑化かわさきフェア」のメインビジュアルで車体がラッピングされています。

車内でポスター、映像で歴史と未来をつなぐ

車内には、市制100周年仕様のポスター計602枚を掲示しています。

奇数号車には、市民団体と企業等が連携したごみ拾いイベント、かわさき飛躍祭など、100周年を機に生み出されたまちの取り組みのようすを切り取ったポスターを掲示。偶数号車には、川崎の100年の歴史とこれからの川崎を描いた「市制100周年記念映像」の中から印象的なシーンを掲示し、乗客の注目を集める工夫が施されています。

車内に掲示されているポスター

さらには、全車両すべての「トレインチャンネルモニター」では、「市制100周年記念映像」を約14分のフルバージョンで放映。加えて、車内や駅構内でも市制100周年や「全国都市緑化かわさきフェア」のPR放送を行っています。

また、川崎市内の南武線沿線駅(川崎駅~稲田堤駅間)のホーム上にある発車標では各駅員が考えた市制100周年のお祝いメッセージや、川崎駅中央通路の大型ビジョンではJR川崎駅の社員が企画・出演したお祝い動画が放映されています。

「南武線と川崎の深いつながり」

南武線の見どころなどを紹介するJR東日本横浜支社の佐藤さん(左)、深田さん

JR東日本横浜支社川崎統括センターの深田佑輔さん(39)は、「入社して約14年間のほとんどの時間を川崎エリアで過ごしてきた身として、100年という歴史の長さに驚かされたと同時に、これからの更なるご発展を楽しみにしております。3年後の2027年には、南武線開業100周年も控えておりますので、引き続き、川崎市と共に地域を盛り上げていきたいです」と笑顔で川崎市への思いを話します。

同センターの佐藤隆弘さん(35)は「南武線開業90周年の際に、川崎駅~登戸駅間で運行した記念列車に乗車のお客さまが楽しそうにしている風景を目の当たりにし、感動した記憶がありますので、今回の特別列車もご乗車いただくお客さまに楽しんでいただきたいと思います。南武線の乗務員として、これからもお客さまに喜ばれる企画を通じて、川崎のファンを増やしていきます」と記念列車の運行について語ります。

市制100周年への思いを語る川崎市職員の宮下さん(左)、都築さん

一方、川崎市シティプロモーション推進室の都築直也さん(49)は「川崎市は100年前は人口約5万人のまちでしたが、市制100年を迎えた今、155万人を超える人たちが住むまちへと発展してきました。その発展は、まちの人の努力と、南武線をはじめとした鉄道があってこそ」とまちの歩みについて語ります。

その南武線の特徴は、川崎駅~立川駅間の全長35.5kmと短い区間の路線でありながら、東西に走る路線が多い中で、多摩川に沿うように南北に延びているところ。武蔵小杉のようなタワーマンションが多い高層マンションのある都会の中を走りつつも、田園風景が広がったりと、風景の変化に富んだ路線である点です。

佐藤さんは「通勤、通学で利用される方が多いのですが、川崎駅周辺にある商業施設へのお出掛けや、武蔵中原駅や武蔵小杉駅はスポーツチームのホームスタジアムの最寄駅となりますので、ユニフォーム姿でご乗車される方も多いですね」と話します。

「特別列車で少しでも幸せな1日に」

その南武線の見どころとして、イチ押しなのが、天気の良い日や冬の朝に武蔵小杉駅から立川方面に向かう際の左側に見える富士山と、武蔵中原駅から川崎方面へと走る際に左側に見える東京スカイツリー、東京タワー。二ヶ領用水の春の桜も絶景だとか。各駅の発車メロディもバラエティに富んでいて、川崎駅では川崎市歌、武蔵小杉駅、武蔵中原駅では川崎フロンターレの応援歌、武蔵溝ノ口駅ではJupiterだったりと、楽しめるそうです。

佐藤さんは「特別列車に乗車した際は、そうした南武線の魅力と共に、ぜひ車内ポスターをご覧いただき、自分たちの住むまちの歴史の遷移をお楽しみください。1編成しか走らない特別列車を偶然見かけたときに、少しでも幸せな気分になっていただければうれしいです。社内全員で川崎市の100周年を盛り上げていきたいと思います」と話します。川崎市シティプロモーション推進室の宮下拓さん(40)は「特別列車の運行期間中に、全国都市緑化かわさきフェアをはじめさまざまなイベントを開催していますので、ぜひ南武線に乗ってお出掛けいただけたら」と呼び掛けています。

左から、川崎市の宮下さん、都築さん、JR東日本の佐藤さん、深田さん

住所

神奈川県川崎市

公開日:2024-11-12

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