メディケアーの健康教室に年間7万人
介護保険制度が始まる以前から、介護用品のレンタル事業を展開する「メディケアー」。同社では、地域貢献事業として介護予防につながる体操教室を10年以上前から継続している。
まだ病気ではないけれど、健康と病気の中間点である「未病」。神奈川県でも未病対策に力を入れているが、同社では健康を維持することで介護を予防してもらおうと体操教室に取り組んできた。年々会場と回数が拡大しており、最近では神奈川と東京の114会場で毎月250回、年間で約7万人が参加する規模になっているという。
取り組みが評価され、昨年は同社と県、大学の3者が包括連携協定を結び、未病事業の実証事業者にも採択された。後藤康太社長は「藤沢から健康寿命を延ばすモデルケースとして、さらに広げていきたい」と話す。