小田原城の前ではっきよい-。小田原相撲連盟(田川順也会長・岸田光弘総監督)が5月4日(日)、第2回北條早雲杯「城前相撲」を開催する。小田原市後援、旭丘高校協力。
相撲文化の普及啓発と青少年育成に取り組む同連盟。「北條早雲杯相撲大会」は、子どもたちに相撲に触れる機会を提供しようと昨年初開催。小田原市観光交流センター前のにぎわい広場の仮設土俵で幼児から大人まで100人以上が熱戦を繰り広げた。
今回は小田原城址公園本丸広場での開催で、「城前相撲」と銘打った。午前9時開会で、幼児の部(相撲体験教室/9時15分〜)、小学生の部(10時〜)、中学生の部(午後0時〜)、高校・大学・一般の部(1時〜)が行われる。観覧無料。
また旭丘高校相撲部出身の幕内力士・阿武剋(おうのかつ)関(阿武松(おうのまつ)部屋)が来場し握手サイン会(午後1時〜)を行うほか、ちゃんこ鍋をはじめ相撲グルメのブースも出店する。
田川会長は「古くは、殿様の前でお抱えの力士が相撲を取った『御前相撲』という歴史もある。小田原城天守閣の前で開催することで、子どもたちをはじめ多くの人に小田原や国技の相撲について知ってもらいたい」と思いを語った。
同連盟では大会参加者を募集している。参加無料。小学生(低・中・高学年)と中学生は個人戦トーナメント。高校・大学・一般は個人戦と団体戦(3人制)トーナメント。4月30日(水)締切。申し込み、詳細は同連盟HP(https://sumo-odawara.com/)から。当日の飛び入り参加も可。