地域の子どもたちが主体となり運営するチャリティーバザーが5月11日(日)、椚田町の「ガレージ武蔵」で行われる。
主催は2025年3月に地域の子どもたちの主体性を応援する目的で発足した「ハチラボプロジェクト」。めじろ台でペットサロンを営む(株)リーデレカーネ(原口八恵子代表)が地域貢献活動の一環で主導している。
運営は子どもたちで
原口代表によると、日頃から、子ども達が自ら考え挑戦する場が少なくなっていると感じていたそう。「ないなら自分たちでつくる」という思いの下、このプロジェクトを創設。子どもたちが主体となり、金銭感覚を養いながらイベント運営を行い、地域活性に取り組む機会の創出を目指す。
昨年には、試験的にチャリティーバザーを実施。同社の近隣にある椚田中学校の有志生徒らが参加した。原口さんは手応えを踏まえ、今回、新しい学生メンバーを募集しながら5月開催の準備を進めている。募集しているのは小学5年から大学生くらいまでで、「学校はどこでもかまわない」という。
売上は被災地等に
バザーは同日に椚田遺跡公園通り沿いで開催される「第4回横山南マーチングフェスティバル」内で、午前10時から午後1時頃まで実施する(前後する可能性あり)。
売上は被災地支援や動物保護団体に寄付し、同プロジェクトの活動資金にも充てられる。原口さんは「子どもたちが失敗・成功を体験し、地域や人との関り合いを楽しめるイベントにしたい」と話している。