県西地域で水彩画同好研究会「楽の会」を主宰する鈴木文隆さん(82)がこのほど、初となる画集「光と影の情景」を発表した。5月14日(水)〜19日(月)まで、ギャラリーNEW新九郎(ダイナシティウエスト4F)で記念の作品展を開く。
これまで松竹撮影所で映画のセットデザインを手がけ、その後に店舗やインテリアのデザイン会社を立ち上げた鈴木さん。創作活動は約40年、光と影の美しさを表現した国内外の風景を瑞々しいタッチで描き続けている。
大井町にアトリエを構え、個展のほか、所属する小田原白梅LC(ライオンズクラブ)の会報紙でも35年前から作品を発表しており、今回は多数の思い入れある約200作品が100頁の画集に収められている。
水や光の表現に適した透明水彩で創作を続ける鈴木さん。「こんなにも描いてきたかと我ながら驚いていますが、昔と今の技術の進歩も見て取れます」と笑う。作品集は作品展の期間中、会場で販売する(数量限定)。
詳細や問い合わせは「楽の会」鈴木文隆さん【電話】090・3102・5291。