「第1回エコール・ド・カマクラ サマーエキシビション」と銘打った作品展が佐助カフェ&ギャラリー(佐助2の18の15)と道ギャラリー(雪ノ下1の9の24小池ビル1階)で7月10日(木)からスタートする。
アートイベントを多数手がける同カフェと、就労継続支援B型事業所「道工房」を中心に、国籍や年齢、経歴、実績などを問わず集まったアーティストを「エコール・ド・カマクラ=カマクラ派」と称し、その作品展を初開催する。
これは、20世紀前半のパリに集まった出身国も画風も異なる画家たちを「エコール・ド・パリ=パリ派」と称したことになぞらえたもの。
出展数は100を超え
障害のあるアーティストも70人ほど参加。その中から画家3人による審査を経て、第1回の大賞に選ばれたのは、yuさんの『うさぎたちがにぎやかにあつまっている』。審査員で東京藝術大学名誉教授の関出さんは、「自由な形態と色調による表現に妙味があり、作者の独自な造形感覚が魅力。構成された形や軽妙で変化に富む色彩においても特に優れた作品」と評する。
観覧無料。会期は8月11日(月)まで。両会場ともに午前11時から午後5時まで(火・水曜休廊)。(問)佐助カフェ【電話】0467・55・5226、道工房【電話】0467・23・8772