小田急山のホテルの庭園では、4月の下旬から「つつじ・しゃくなげフェア2019」が開催されます。見学時間は9時~17時、庭園見学料は800円です。
芦ノ湖畔に建つ山のホテルの庭園で、美しい湖や富士山と色鮮やかなつつじが楽しめます。広大な庭園内には約30種3,000株のつつじと約20種300株のしゃくなげが植えられており、樹齢100年以上の株も。
つつじの色は赤、紫、白などがあり、富士山に向かって駆け上がるように配置。玉仕立てで丸く綺麗に刈り込まれており、まるで一幅の絵のような美しさを楽しむことができます。
フォトコンテストや俳句募集、苗木販売も
「つつじ・しゃくなげフェア2019」では、箱根名産品の販売やフォトコンテストも同時開催。また、つつじを兼題とした「つつじ・しゃくなげフェア俳句募集」も実施します。選者は銀化俳句会を主宰する中原道夫氏。俳句募集、フォトコンテストともに応募締め切りは6月30日必着。詳細はHPでご確認ください。
山のホテルは、かつて岩崎小彌太男爵の別邸があった場所に建設されました。男爵は高浜虚子に俳句を学び、「巨陶」の俳号で句集を出すほどでした。
ツツジ・シャクナゲ講演会開催
「小田急 山のホテル」では、貴重な庭園を次世代に残すための取り組み、山のホテル庭園プロジェクト「男爵の100年ツツジ100年先への挑戦」、を立ち上げています。このプロジェクトに尽力している新潟県立植物園園長の倉重祐二さんによる講演会が5月15日に開催されます。ツツジ・シャクナゲの特徴など研究家ならではの貴重なお話を聞くことが出来ます。
当日9時から本館庭園料金所で整理券を配布します。先着30人です。定員になり次第終了です。