平塚市の湘南スターモールで9月19日、「平塚駅周辺地区将来構想」に基づいた道路空間の整備に向け、社会実験が始まった。大木ビル前にパークレットベンチ(大型ベンチ)2台が設置された。
このベンチは七夕伝説にちなんだ「かささぎ橋」をコンセプトにデザイン。星と星をつなぐ架け橋として語られてきたことをヒントに、通りに滞在すること自体が出会いとなるような、日常と七夕を結ぶまちの橋として、格子状の木組による滞留空間を演出する。座る場所を特定せず、多様な座り方ができることで機能性や滞留空間の必要性などの検証を行う。
ベンチは、10月21日(火)から11月28日(金)までは、希望する店舗前に移動して検証するとしている。