松田町は、寄村との合併70周年を記念し「まちのうた」を制作。1月5日(月)に行われる賀詞交換会での初披露に向け、11月から町民らによる練習会を開き準備を進めている。
「未来へ〜松田のうた〜」と題された楽曲は、町から委託を受けて施策への助言を行う「まちづくりアドバイザー」の紹介で、郷ひろみさんや氷川きよしさんなどに楽曲提供する音楽プロデューサーでボイストレーナーのミニー・Pさんが手掛けたもの。
ミニー・Pさんは制作期間中、町を10回以上訪れ、寄地区の若葉まつりや行政と町民の意見交換会などに参加。松田町で暮らす人と直接言葉を交わしながら、まちの雰囲気や人々の思いを感じ取り、楽曲を練り上げたという。歌詞制作には作詞家の西村愛理さんも共同で携わり、桜やロウバイ、イチョウ、夏のホタルなど、松田町を代表する景観をイメージさせる言葉を盛り込んだ。
町は11月から練習会を開始し、10日にはシニアクラブ松田の会員ら約30人が参加。発声や歌い方のポイントを一つひとつ確かめていた。12月には寄小学校の児童や立花学園高校の生徒らにも練習会を行う。
町は「この歌がきっかけとなって、世代を超えて人が集い、歌を通じてつながりが生まれるようになればうれしい」と話している。












