鎌倉市内の寺社が所蔵するさまざまな重要文化財約40点を楽しめる「鎌倉の至宝―古都万華鏡―」が6月3日(日)まで、鎌倉国宝館)で開かれている。午前9時から午後4時30分(入館は4時)まで。
年に1度の特別展で、今年は2017年度に新たに鎌倉市指定文化財となった3作品のうち、荏柄天神社蔵の「荏柄天神社詩板」を展示する。同詩板は室町時代に作成され、江戸時代に転写されたと考えられており、板面には鎌倉五山の禅僧たちから寄せられた詩が刻まれている。同館によると「このような禅僧の詩板が神社に伝来するのは珍しい」という。
このほか、国宝に指定されている「蘭渓道隆像 自賛」(建長寺蔵)、「籬菊螺鈿蒔絵硯箱」(鶴岡八幡宮蔵)など貴重な作品も公開されている。
観覧料は一般400円、小・中学生200円。月曜休館。問い合わせは、同館【電話】0467・22・0753へ。
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開催日
2018年4月21日(土)~2018年6月3日(日)
費用
一般400円、小中学生200円
問い合わせ
鎌倉国宝館
公開日:2018-05-07