だんだん高齢になってきた自分の親。
「遠く離れて暮らしていて心配で…。同居は難しいけど、近くに来てもらえたら――」。
そんな思いを持つ方もいるのではないでしょうか。
ここでは横浜市青葉区みたけ台にある軽費老人ホーム「ルンビニ合掌苑」をご紹介します。同施設は様々な理由で家族と同居が困難な高齢者が、所得に応じた低額料金で入居できる施設です。市内5カ所の軽費老人ホームのうちのひとつで、横浜市からの助成を受けて運営しています。
例えば所得が150万円以下の場合、月額6万2780円(食費込)で入居が可能。このほか、所得別に料金が設定されています。入居は、60歳以上で自分の事を自分でできる人(要介護認定を受けている人は応相談)であることが条件です。
四季折々の「自然」と「行事」が魅力
地域に根差した寺「祥泉院」の境内にあるルンビニ合掌苑。桜や牡丹、アジサイ、椿など、四季折々の自然が楽しめるのも魅力のひとつです。
また、年間を通して行事が多いのも施設の特徴。毎年恒例で、多くの地域住民が訪れる桜まつりや節分会のほか、バス旅行も実施しています。バス旅行ではこれまで、河口湖や江の島、鎌倉などを訪れています。
また、祥泉院の敷地に隣接するりんどう保育園とは、合同で夏の盆踊りやラジオ体操、七夕飾り等を行っており、子どもたちとの交流もたくさんあります。
人との交流を大切に
「スタッフにやってもらうだけでなく、自分で行うことも多い暮らし方が、入居者の気持ちや体力の面でもプラスになっています」という同施設。外出・外泊は自由と、自立した生活を送りつつも、毎日職員が声をかけたり、1日3食すべて入居者たちが食堂でそろって食事をするので、人との触れ合いが多い安心の環境です。
バス旅行等のイベントのほか、陶芸やカラオケ、編み物、絵手紙などのクラブ活動も盛んで、入居者同士の交流の場もあります。
行事に合わせたメニューも
食堂での食事は、3食手作り。行事に合わせたメニューも提供しています。
施設見学、受付中
ルンビニ合掌苑では、施設見学を随時受け付けています。お気軽にお問い合わせを。