10月9日(火)、新たにたまプラーザ駅北側に誕生する複合施設「CO―NIWA(コニワ)たまプラーザ」の内覧会があり、早速、興味津々行ってきました!
「CO―NIWA(コニワ)たまプラーザ」は、東京急行電鉄(株)がたまプラーザ駅北側に建設した分譲マンション内に10月11日に開業する、地域住民が集う各種機能を併せ持った複合施設です。カフェや保育所、共用スペースで住民同士の交流を促し、暮らしやすいまちづくりを目指します。
同施設は東急百貨店に隣接する分譲マンション「ドレッセWISEたまプラーザ」(美しが丘1の8の1)のA棟・B棟・C棟内の1階と2階部分にある6カ所から構成されています。
コミュニティカフェ
1階部分には、一見通常の店舗に見えますが、店内でイベントなどを開催できる、コミュニティカフェが3店舗並びます。
「ワインショップ・エノテカ カフェ&バーたまプラーザ店」
ワインショップであるエノテカ初となる、店舗の半分がカフェ&ワインバーとなるこの店舗では、「ワインを通して交流できる場所」を目指し、『ワインの選び方講座』や『世界を旅するワイン講座』が開催されます。また、出張でワインセミナーやワイン会もしてくれます。
CO-NIWA COFFEE (コニワコーヒー)
星乃珈琲店などを運営する日本レストランシステム(株)のコニワコーヒーは、店内にキッズスペースや半個室状の席などを設け、小さなお子さん連れでも気軽に利用が出来ます。店内の半分はシックな大人のスペースも確保されていて、幅広い世代での利用が可能です。
またキッズスペースの隣には、普段はカフェスペースですが、ガラスで仕切られる多目的ルームを設置。珈琲教室やママ会、ミーティング、パーティなどで貸し切りにすることも出来るそうです。
MARUFOOD(マルフード)
マルフードは、全国の農家とつながり各地でファーマーズマーケットやマルシェを展開する代官山ワークスが、初めて手掛けるマルシェ&レストランです。地元の野菜・各地の生産者の食材をレストランで食べることが出来、店内でその食材を購入することも出来ます。今後は施設内の広場などで、マルシェや食育講座なども計画中とか。楽しみです。
シェアオフィスや学童保育も
「キッズベースキャンプαたまプラーザ」
このほか、学童保育「キッズベースキャンプαたまプラーザ」も設置されています。中には教室スタイルの勉強スペースも。
「美しが丘オフィス・美しが丘ワーキングスペース」
カフェの2階には共有型のオフィス空間であるコワーキングスペース「美しが丘オフィス・美しが丘ワーキングスペース」が10月23日にオープンします。これは、東急電鉄の会員制シェアワーキングスペースで、通常の会員スペースの他に、キッズルーム併設のワークスペースがあります。キッズルームは予約が必要ですが、専門スタッフに子どもを預けてそのすぐ脇で仕事をすることが出来ます。
このワークスペースとは別のエリアですが、施設内には、来年4月には認可保育園(グローバルキッズ美しが丘)も開園予定です。
コミュニティスペース
敷地内には、オープンスペースとして地域活動が行える場もあります。
屋内の自由に使えるスペースである「コミュニティ・コア」は、通りに面した吹き抜けの明るいスペースで机や椅子が配され、テイクアウトした飲食をとりながら仕事やおしゃべりを楽しむ事が出来ます。また、事前予約でプレゼンスペースなどにも。
この他、店舗前の広場や貫通広場が、様々なイベントを開催することのできるコミュニティスペースとなっています。
この貫通広場は、10月21日(日)にたまプラハロウィンの会場となります。新しい場所で新しいイベント、楽しみです。
「次世代郊外まちづくり」のモデル地区として
この施設の設置は横浜市と東急電鉄がたまプラーザ駅北側地区をモデル地区として進める「次世代郊外まちづくり」の一環であり、産・学・公・民の連携で既存のまちの持続・再生を目的としています。今回の開業で生活圏内に買い物、福祉、医療、子育て、コミュニティ活動など、地域に必要な機能を適切に配置する「コミュニティ・リビング」の実現が可能になるということです。
地元との連携も
また、東急電鉄はオープンに合わせて地域活動を促す「(一社)ドレッセWISEたまプラーザエリアマネジメンツ」を9月に設立。入居テナントとマンションの管理組合、東急電鉄の事務局で構成され、地元自治会や商店会、市民団体などと連携することで、地域の情報拠点を目指します。東急電鉄の担当者は「エリアマネジメントとの相乗効果により、郊外住宅地での新しい暮らし方が生まれたら嬉しい」と。美しが丘連合自治会の辺見真智子会長は「多世代の住民が集う先進的な施設にするには、住民からの発信や企画も必要不可欠。色々なことを提案していきたい」と話しています。